最大1500Vまでの高電圧帯に対応の「大容量 自在拡張型バッテリ充放電試験システム」提供開始
ヘッドスプリング株式会社は2月13日に「大容量 自在拡張型バッテリ充放電試験システム」の提供開始を発表した。電動車両や蓄電システムの評価において高電圧化や大容量化のニーズに応えるとしている。
同製品は、並列接続によって最大3MWまで増設可能なシステムとして設計されている。また高電圧帯への対応として、最大1500Vまでのラインナップが用意されているとのこと。同社が開発した計測・制御自動化 OS 「biPYXIS」と連携することで、マルチメータやデータロガー、恒温槽、BMSなど、多様な計測器や外部機器と接続を行い、ニーズに応じたソフトウェアのカスタマイズやシステム全体の構成を柔軟に対応するという。柔軟性と拡張性を備え、次世代バッテリの開発や評価に適したソリューションを提供するとしている。
同社では今後、次世代の蓄電技術や全固体電池、超高速充電システムの研究開発といった試験環境のニーズに応えるべく取り組んでいくという。