ハズレなポケモンexなんてこの世におらん!
【進化阻害と先制パンチデッキ】「ポケポケ」プテラex ×オコリザルが使いやすくて強い!
今回ご紹介するのはプテラexデッキです。せっかくポケモンexを引いたはいいけど、どうやって使うの? という人も多そうなプテラexと、闘デッキの切り込み隊長の名を恣(ほしいまま)にするマンキーを組み合わせたデッキをご紹介します。
余談ですが、「恣」この字1字で「ほしいまま」と読むんだということをこの原稿を書きながら変換候補で知りました。この情報を得られただけでもこの記事を読んだ甲斐がありますね!
「幻のいる島」パックのポケモンexはみんな強いですが、このプテラexだけ、ちょっとハズレ的な扱いになっているのがどうにも解せません。プテラexもしっかり強いので、活躍させてあげたい人はぜひこのデッキを試してみてください。
バトル場にいるポケモンを進化させらなくなるという特性「げんしのさだめ」は、プテラexがベンチにいるだけで発動しますので、リザードンやカメックス、フシギバナなど、2進化が必要なポケモンをナツメを使って進化途中でバトル場に引っ張り出すと、相手は対象のポケモンをエネ消費かスピーダーやリーフなどを使ってベンチに戻してから進化させなければならなくなります。これが相手の邪魔をするのに地味に効きます。
また、プテラexはポケモンexなのに攻撃に必要なエネルギーが2、逃げエネも1と軽いので、ちょっと殴って引っ込んでという軽やかな動きが可能です。一応、このデッキのメインアタッカーですが、ずっとバトル場に居続けるというより、バトル場とベンチを行ったり来たりしながら戦う戦法が良いでしょう。
もう1体のメインアタッカーであるオコリザルです。オコリザルにはエネ1で50ダメージのワザ「パンチ」を放てる「幻~」版と、エネ2で自分がダメージを受けているときだけ100ダメージを出せる「最強の遺伝子」版の2種類がいますが、今回のデッキでは「幻~」版を採用しています。
ダメージソースとしてのワザ「やりかえす」は魅力ですが、どちらかと言うとワザを出すのに2エネが必要になる、というデメリットが大きいというのがその理由です。1エネで攻撃し続けられる「幻~」版であれば、バトル場にいてくれている間にベンチのポケモンにエネルギーを貼れるのが大きいのです。
プテラexや他のポケモンへのエネ貼りが一通り済んだあとのバトル後半になってからもう1体のオコリザルをベンチに出せる、というシチュエーションになることがあります。そんなときは、「最強~」版のオコリザルをダメージソースとしたい!という場面もあります。また、相手がクリムガンを壁役として立ててきた場合、反撃で20ダメージを受けるので、マンキー+オコリザルの2回の攻撃でクリムガン1体を落とせます。両方のカードを1枚ずつ採用するハイブリッド型もありかもしれません。
進化前のマンキーもプロモ版含めて3タイプいますが、ここでは「幻~」版のマンキーを採用しています。「幻~」版はコインを1回投げて表が出たら50ダメージの「きあいづき」。対して「最強~」版のワザ「けたぐり」は20ダメージ。コイントスの確率が1/2だとすると、2回に1回表が出れば50ダメージなので、「けたぐり」2回分を上回るという計算です。まあ、そう上手くはいかないのがポケポケですが、一応確率論的には、という感じ。
ただし、プロモ版のマンキーは避けたほうがよいと思います。ワザの「とつげき」は30ダメージですが、自分も10ダメージ受けてしまうというもので、すぐにオコリザルに進化できる状態ならいいですが、次の攻撃でも-10、相手の攻撃も受けるとなると、割と瞬殺で落とされてしまう可能性が大きいと思います。
そして残り2体は、闘デッキのフィニッシャーとして信頼と実績のマーシャドー。さらに…
ベンチに逃げてもダメダメよのサワムラー。
これらのポケモンを使って構成されたデッキがこちら!
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