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要件定義を一瞬で。KandaQuantum、新世代AI「Babel」をリリース

要件定義と自律的システム構築を実現

 

 KandaQuantumは8月31日、AI技術「Babel」をリリースした。Babelは顧客の要望内容を自動的に要件定義に変換し、システムを自律的に構築するAIソリューションである。

 Babelはクローズドリリース後、僅か一夜で1万ファイルを生成するなど成果を上げ、基幹システムのオープンソースソフトウェア「Zoltraak」も2週間で1万ダウンロードを記録したという。このAIソリューションの大きな特徴は、顧客が入力した内容を基に要件定義を自動生成し、その定義に基づいてシステムを構築する点だ。

 自然言語処理により顧客の要望を理解し、精密な要件定義を作成する。また、生成された要件定義に基づき、Babelが独自にシステムの設計と開発を行う。視覚的な開発体験も提供しており、2Dおよび3D空間内でシステムの構造を可視化し直感的な操作が可能だとしている。

 並列実行マルチAIエージェントがタスクを並列処理することで、システム開発の効率と品質が向上。さらに、Zoltraakが担う自然言語処理や自動要件最適化、システム設計、コード生成、テスト自動化などの基幹機能が、Babelのテクノロジーを支えている。

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