ウェブサイトに3Dデータを埋め込める「ENQU」、業務・有料プランを提供開始
アスカラボは、3Dデータ公開プラットフォームサービス「ENQU」を業務利用できるバージョンと有料のプランを提供開始した。
ENQUは専用アプリの必要ないウェブサービスで、3Dデータを閲覧できるビューアーをウェブサイトに埋め込んだり、モバイルデバイスでのAR表示機能が利用可能。業務利用版ではアップロードした3Dデータを自身のウェブサイトやリンクからのみアクセスできるようになっており、業務利用に特化した公開ができるほか、サービスのUIを通常版から一新。
ENQUは3Dデータをより自由に、より簡単に利用するための機能を提供しており、自身のウェブサイト上で画像や動画を掲載するのと同じ感覚で3Dデータの閲覧機能を埋め込むことが可能。例えば商品の紹介や販売サイトにその商品の3Dデータを載せることで顧客が手に持って眺めるようにあらゆる角度から、詳細な部分までも見られるような体験を可能とする。さらに画像や動画など従来のコンテンツと併存させることもでき、ウェブサイト上に特別なプラグインを導入したり、システムをアップデートする必要もなく、HTMLタグを追加するだけで簡単にコンテンツを追加できる。
また、ENQUではモバイルデバイス(iOS/Android)向けのAR機能も同時に提供。iOS/Androidの対応デバイスに既に組み込まれているAR表示機能を利用することで、アプリの追加インストールなど必要なく誰でも見ることができる。
導入費用は、ENQUの業務利用版は導入の初期費用については当面は無料、月額費用は1万1000円(年契約の場合、月々契約の場合は1万3200円)。ENQUの契約者様向けに3Dデータ作成サービスもオプションで提供(3Dモデル作成は対象物ごとに別途見積り)。
同社では今後、さらにアクセス解析機能や、ビューアーのカスタマイズ機能など業務利用に役立つ各種機能を順次提供するとしている。