初心者でもできる! 都市のデジタルツイン「PLATEAU」を使ったオンラインハッカソン開催
参加者募集のお知らせ「PLATEAU Hack Challenge 2024 for ルーキー」、「PLATEAU LT06」
提供: PLATEAU/国土交通省
国土交通省は、2024年6月15日、16日に初心者向けオンラインハッカソン「PLATEAU Hack Challenge 2024 for ルーキー」を開催する。また、6月19日には「PLATEAU(プラトー)」を活用した作品やアイデアを紹介する「PLATEAU LT(ライトニングトーク)06」を開催する。
ふたつのイベントを通じて、「PLATEAU」がどのようなもので、そのデータを使ってどんなことができるのか、実際に触れ、より深く知ることができる。ハッカソンに興味がある、デジタルツインに関心がある、自分の街の3Dデータを使ってゲームやアプリをつくってみたい、という人にはおおいに参考となるだろう。
PLATEAUとは
Project PLATEAUは、国土交通省がさまざまなプレイヤーと連携して推進する、3D都市モデルの整備・活用・オープンデータ化プロジェクト。
3D都市モデルとは、実世界(フィジカル空間)の都市を、仮想的な世界(サイバー空間)に再現した三次元の都市空間情報プラットフォーム。建物や道路等の都市空間に存在する様々なオブジェクトの三次元形状と、それらのオブジェクトの意味情報(建築物の名称や用途、建設年などの属性情報)をパッケージでデータ化することにより、都市空間そのものを再現するデジタルツインを実現できる。
初心者同士でチームを組んでチャレンジ! メンターによるテクニカルサポートも実施 ――「PLATEAU Hack Challenge 2024 for ルーキー」
「PLATEAU Hack Challenge 2024 for ルーキー」は、国土交通省が推進する「日本全国の都市デジタルツイン」実現プロジェクト「PLATEAU」のデータを使い、「初めての開発」に挑戦する人に向けたオンラインハッカソンだ。参加にあたって年齢や性別などは不問で、個人でもチーム(グループ)でも応募可能。「都市のデジタルツインってどんなもの?」、「ハッカソンってどんなことをするの?」といった人でも気軽に参加できる。
プログラムは2日間にわたって行われる。1日目には、参加者同士が打ち解けるためのアイスブレイクに始まり、アイデア出しやチームビルディング、そしてチームごとのランチを挟み、午後からハッカソンがスタート。各チームで開発を進めていく。2日目は、午前中は継続してチームごとに開発を行い、午後からは各チームが成果発表を行う。発表後には審査と結果発表が行われ、グランプリを獲得したチームには3万円(商品券)が贈られる。
「PLATEAU Hack Challenge 2024 for ルーキー」
タイムスケジュール
当日にはテクニカルサポートやメンタリングなど、初心者に向けたサポートも用意しているという。複数のメンターが参加し、アイデアのブラッシュアップや試作品作りのテクニカルアドバイスを行う。
PLATEAUをテーマに自由な発表!――「PLATEAU LT06」
過去には怪獣迎撃シミュレーションなど多彩な作品、アイデアが登場
6月19日には「PLATEAU LT06」が行われる。「PLATEAU LT(ライトニングトーク」は、PLATEAUの3D都市モデルを活用する個人、企業、自治体などに向けたライトニングトーク(短時間に集約して簡潔にプレゼンする形式)イベント。「PLATEAU」を活用してどのような作品を作ったか、どんな活用アイデアがあるかなど、さまざまな発表が行われる予定だ。
過去の「PLATEAU LT」では、新宿に巨大猫が現れるARコンテンツや渋谷を舞台に巨大怪獣を迎撃するシミュレーション、PLATEAUを用いたミュージックビデオなど多彩な作品が登場。今回もユニークな作品やアイデアの発表が期待される。
「PLATEAU LT06」
「PLATEAU LT」は、PLATEAUの3D都市モデルを活用する個人、企業、自治体などに向けたライトニングトーク(短時間に集約して簡潔にプレゼンする形式)イベントです。 2024年度のPLATEAU LTでは、2回のLTを通してそれぞれのプロダクトをシェアし、技術ナレッジの交換やブレインストーミングに役立てます。
■日時:6月19日(水)18:50~20:15(オンラインで開催)
■「PLATEAU LT06」の詳細、参加申し込みはこちら
「PLATEAU Hack Challenge 2024 for ルーキー」審査員
株式会社角川アスキー総合研究所
主席研究員
遠藤 諭 氏
株式会社角川アスキー総合研究所 主席研究員、『MITテクノロジーレビュー日本版』アドバイザー。プログラマを経て1985年に株式会社アスキー入社。月刊アスキー編集長、株式会社アスキー取締役などを経て、2013年より現職。「AMSCLS」(LHAで全面的に使われている)や「親指ぴゅん」(親指シフトキーボードエミュレーター)などフリーソフトウェアの作者。2018、2019年に日本基礎心理学会の「錯視・錯聴コンテスト」で2年連続入賞。その錯視を利用したアニメーションフローティングペンを作っている。著書に、『計算機屋かく戦えり』(アスキー)、『頭のいい人が変えた10の世界 NHK ITホワイトボックス』(共著、講談社)など。
株式会社ホロラボ
Co-founder 取締役COO
伊藤 武仙 氏
2013年に技術コミュニティTMCN立ち上げ参加をきっかけに3Dセンサー技術やインタラクティブな体験に強い関心を持ち、全国でたくさんのセンサーファンなGeekたちに出会う。2017年にそのなかまたちと共にXR技術をテーマとしたホロラボを創業し、XR技術の社会実装に挑戦する。Project PLATEAUでもXRまちづくりワークショップ企画運営など、最近は人と都市空間の関係をテーマに活動。建築情報学会理事。
国土交通省 都市局国際・デジタル政策課
国際・デジタル政策企画調整官
椿 優里 氏
2016年国土交通省入省。総合政策局公共交通政策部、土地・建設産業局国際課、デジタル庁等を経て、2023年7月より現職。
開催概要「PLATEAU Hack Challenge 2024 for ルーキー」
■主催:国土交通省
■運営:角川アスキー総合研究所(ASCII STARTUP)
■協力:一般社団法人MA
■日程:2024年6月15日(土)-16日(日)
■タイムスケジュール:※詳細はこちらから
イベントやタイムスケジュールなど詳細や最新情報、参加申し込みについては、
下記、イベント情報・参加申込ページ(connpass)を参照。
https://asciistartup.connpass.com/event/318573/