ユニークな外見に惹かれて
サンワサプライの「UFOマウス」を衝動買い
筆者は30年を超える、筋金入りのトラックポイントユーザーである。メインの原稿書きデスクトップPCでも台湾TEXのトラックポイント付きのキーボード「Shinobi」(連載606回:一目惚れしたTrackPoint付きキーボード「Shinobi」を衝動買い)を発売当初から愛用している。そのため、わざわざマウスを使う必要性は、日常ではゼロだ。
ところがトラックポイントがなくても魅力的なモバイルPCに出会ってしまうと、後先考えることなく衝動買いしてしまう。昨今では超軽量の634gが話題になった、富士通のモバイルPCなどがそれにあたる。ウェブクローリング程度ならトラックパッド(タッチパッド)でも困らないが、パワポなどの細かな操作になると、どうしてもマウスを使いたくなってしまう。
さまざまな個性的なマウスを衝動買いすることも趣味なので、すでにレガシーな有線マウスから最新の折り畳み式マウスまで、常に10台近くのマウスは揃えている。今回紹介する「UFOマウス 円盤型 Bluetoothマウス」(以降、UFOマウス)も、そんな衝動買いしてしまった最近のマウスのひとつだ。
UFOマウスのサイズはおよそ外形の直径が7cmで、高さが2cm少し、重量40gの薄い黒い缶イメージの3ボタンマウスだ。分解能は1200カウント/インチ、付属の単4乾電池で約50時間の連続動作が可能らしい。代表的ないくつかのマウスと並べてみたが、折り畳み型の薄型軽量マウス(連載770回:実測37g! 折り紙式ポータブルマウス「OriMouse」を衝動買い)と比較してもコンパクトだ。薄型のモバイルPCと一緒にブリーフ型ケースにも入りそうだ。
本体に内蔵したレシーバー(ドングル)をパソコンなどのUSBポートに挿すことでUSB HID Ver.1.1準拠の2.4GHz RF電波方式で動作する。加えてBT1とBT2のBluetooth Ver.5.2(BLE)Class2でマルチペアリングに対応。底面のボタンを押すことで明示的に3つの接続を切り替えることができて分かりやすい。
Bluetoothだけではなく2.4GHz RF電波方式で動作するワイアレスマウスは、すでに複数メーカーから発売されている。筆者が愛用しているレノボのマウスも、UFOマウス同様にレシーバーをマウス本体に内蔵している。マウス本体の厚みの関係かUFOマウスはレシーバーを横倒しして収納しているが、これがレノボの縦差しに比べると極めて取り出しにくいのが残念だ。
また取説には記述が見当たらなかったが、UFOマウスの底面には傷防止のために薄いビニールが張り付けられているため、使用する時には剥がしておこう。Bluetoothの設定も簡単だ。筆者は富士通のモバイルPCにはレシーバーで接続し、BluetoothではGalaxy Z Fold4とペアリングした。

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