「快適な日本語入力環境」実現に期待
筆者はApple Vision Proを購入し、日々、使っているが、やはり「アプリの少なさ」と「文字入力の不便さ」に不満を感じている。
アプリはデバイスが普及すれば増えていくだろう。一方で、文字入力に関しては、現在は英語のみしか対応していない。今後、Apple Vision ProのOSがアップデートされ、日本語対応となっても、どこまでなめらかに気持ちよく、日本語を入力できるかは未知数だ。
他のXRデバイスでもコミュニケーション機能は備わっているものの、やはり日本語の入力はひとつの壁となっている。丸山社長も「インプットするのが難しいし、今後、ブレイクスルーは必要だ。(NTT)持株のNTT研究所でも取り組んでいる課題だ」と問題意識を抱く。
せっかく、日本のNTTコノキューやシャープがXRに向けて取り組んでいるのだから、この「XRデバイスで快適な日本語入力環境の実現」という課題を解決して欲しい。それこそ、日本でXRデバイスが普及するための近道のような気がしてならない。
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