いまのところ欠点は……ナシ!万人にオススメの100点タイトル
探索、ドラマ、バトルすべてが一級品!『FFVII リバース』一番楽しかった想い出が現代によみがえる
●“今”を全力で楽しもう!
MAPの探索やミニゲームなどの“寄り道”、キャラクターの表情が豊かになったことへの“愛着”、万人向けで爽快感バツグンの“バトル”などについてここまで語ってきた。
総じて言えるのは、オリジナル版を丁寧になぞりつつ現代のクオリティまで上手にアップデートしているということ。要素1つ1つの作り込みが凄まじいうえ種類まで豊富なものだから、制作の苦労は察して余りある。決して妥協を許さないスクウェア・エニックスの“本気”を感じた。
筆者は現在、チャプター7のコスタ・デル・ソル辺りを探索中だが、ここまでのプレイで一番印象に残ったのはジュノンでのルーファウス新社長就任祝賀パレードにおける“クラウド隊長”のイベントだった。
隊長として、ジュノンの街で思い思いに休憩時間を楽しんでいる隊員たちを招集していく。どうやらメットの形と色で一般兵か隊長かが見分けられるようだ。
招集をかけた隊員は通りに整列して付いてくる。建物から出ると「お買い物はいかがでしたか!」「「「いかがでしたか!」」」(合唱)と元気よく声をかけてくることも。
無事に最優秀パフォーマンス賞および社長賞をゲットし、メインストーリーが進むとなんやかんやあって部下の兵士たちと共闘することに。いつもバッサバッサとなぎ倒してきた神羅兵が、すごく近しく感じるイベントだった。
まだまだ物語は続く。というより、30時間プレイしてまだ序盤と言える範囲だ。ミニゲームの宝庫であるゴールドソーサーもあるし、ゴンドラデートイベントで誰が選ばれるのかも、今から楽しみで仕方ない。
そのほか、本作の冒頭で描かれたザックスとエアリスたちの描写はなんだったのか、ルーファウスと話していたローブの男「グレン」は配信中のスマホ向けゲーム『FINAL FANTASY VII EVER CRISIS』に登場するキャラクターと同一人物なのかなど、オリジナル版に無かった追加描写がいろいろ気になっているところ。
その謎は本作の中で明かされるのか、3作目に持ち越すのか。いろいろと考察しながらプレイできるのは“今”だけ! そんな「FFVII」ワールドに浸ってワクワクする幸せな感覚を、存分に楽しんでいこうと思う。
【ゲーム情報】
タイトル:FINAL FANTASY VII REBIRTH(ファイナルファンタジーVII リバース)
ジャンル:RPG
販売:スクウェア・エニックス
プラットフォーム:PlayStation 5
発売日:発売中(2024年2月29日)
価格:
通常版:9878円(パッケージ/ダウンロード)
コレクターズエディション:4万9800円(パッケージ)
デラックスエディション:1万5800円(パッケージ)
Digital Deluxe Edition:1万1501円(ダウンロード)
REMAKE & REBIRTH ツインパック:1万4278円(ダウンロード)
REMAKE & REBIRTH Digital Deluxe ツインパック:1万5902円(ダウンロード)
CERO:C(15歳以上対象)
© SQUARE ENIX
CHARACTER DESIGN: TETSUYA NOMURA/ROBERTO FERRARI
LOGO ILLUSTRATION:© YOSHITAKA AMANO
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