技術が急速に発展する一方、社会の受容は課題に
こうして生成AI技術そのものがすさまじい速度で発展する一方、大きな課題として残っているのは世の中の受容です。
たとえばボーカリストのDAOKOさんが参加しているバンドQUBITの新曲「Mr.Sonic」MVは、まだまだ制限の多い生成AIの動画を工夫して作られている斬新な内容になっています。しかし、YouTubeやX(Twitter)のコメントを見ると、MVに画像生成AIを使ったことを批判する声が海外からも少なくありません。
一般ユーザーのなかにはまだ、適法かどうかというより、AIに対する感情的な忌避感が強い人もいるという印象です。
生成AIについて現行法で基本的に運用することを決めた日本では、良かれ悪しかれ、法的には大枠についての結論がまとまりつつあります。今後の運用に向けて、法解釈の細かい議論に移りつつある印象ですが、それとはまた別に、社会的に生成AIがどう受容されるのかは、来年以降も引き続き課題になりそうです。

この連載の記事
-
第144回
AI
わずか4秒の音声からクローン完成 音声生成AIの実力が想像以上だった -
第143回
AI
AIエージェントが書いた“異世界転生”、人間が書いた小説と見分けるのが難しいレベルに -
第142回
AI
数枚の画像とAI動画で“VTuber”ができる!? 「MotionPNG Tuber」という新発想 -
第141回
AI
AIエージェントにお金を払えば、誰でもゲームを作れてしまうという衝撃の事実 開発者の仕事はどうなる? -
第140回
AI
3Dモデル生成AIのレベルが上がった 画像→3Dキャラ→動画化が現実的に -
第139回
AI
AIフェイクはここまで来た 自分の顔で試して分かった“違和感”と恐怖 -
第138回
AI
数百万人が使う“AI彼女”アプリ「SillyTavern」が面白い -
第137回
AI
画像生成AI「Nano Banana Pro」で判明した“ストーリーボード革命” -
第136回
AI
画像生成AIの歴史を変えたNano Banana “一貫性の壁”が突破された2025年を振り返る -
第135回
AI
実在感が恐ろしいレベル 画像生成AIの常識をひっくり返した「Nano Banana Pro」 -
第134回
AI
“AI読者”が小説執筆の支えに 感想を励みに30話まで完成 - この連載の一覧へ






