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マツダ・ロータリーエンジン復活! 「MX-30 Rotary-EV」で電動化時代に挑む

2023年09月14日 11時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) 編集●ASCII

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◆ロータリー復活の狼煙! 特別仕様車「Edition R」

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MX-30 Rotary-EV「Edition R」

 MX-30 Rotary-EVの発売を記念した台数限定の特別仕様車「Edition R」はロータリーエンジンの復活、すなわち「Return」の意味を込めたもので、あちらこちらに「マツダ」や「ロータリー」を意識させるモデルに仕上げられています。専用のボディー色として、マローンルージュメタリックを採用。この色はマツダ初の市販車である「R360クーペ」のルーフ色を復刻したもの。2020年に発売した100周年特別記念車にも採用されています。この特別色をルーフサイドに採用。そのほかの部分をブラックとすることで、引き締まった印象を与えてくれます。

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専用フロアーマット

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タブに入るライン幅はアペックスシールと同じ2.6mm

 フロアーマットには「Edition R」専用のものを用意。オレンジのタグや専用のバッジでスペシャリティを演出しています。このオレンジタグに入る1本のラインは、8Cのローターアペックス(三角形の頂点部分)と同じ2.6mmでデザインされているというこだわりっぷり!

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「Edition R」の運転席・助手席の様子

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ヘッドレストに専用のエンボス加工

 運転席、助手席のヘッドレストには、MX-30 Rotary-EV専用バッジを模したマークと「Edition R」ロゴのエンボス加工が施されて、ロータリーエンジン車であることをアピール。

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「Edition R」専用のリモコン

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「Edition R」専用リモコンとローター

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リモコンキーの側面形状が、ローターの曲面とアペックスシールの溝と完全一致!

 そしてデザイナーのコダワリが相当つまっているのが専用のリモコンキー。「ロータリーエンジンを実際に触ることができませんから、普段触るリモコンキーにロータリーエンジンを感じてほしい」という特別なキーで、サイドの形状がローターの曲面と同じカーブを描く一品。さらにキーシェルのサイド面もローターアペックスと同じ2.6mm幅にしているとのこと。「この曲面は実際のCADデータから引っ張ってきたので、間違いありません」だそう。この特別仕様車のためだけに金型を興したというから脱帽です。

◆MX-30 Rotary-EVの生産が始まった6月22日は特別な日

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生産されるMX-30 Rotary-EV

 今年6月22日から生産がスタートしているMX-30 Rotary-EV。奇しくも6月22日は、1991年にマツダ787Bが日本車として初めてルマン24時間レースを制覇した第59回大会のスタート日であり、11年前にロータリーエンジン搭載の市販車「RX-8」がラインオフした日でもありました。意図してこの日からスタートしたわけではない、とのことですが、関係者はロータリーが紡ぐ縁を感じている様子。生産ラインは本社工場で、ロードスターなどと混合で生産され、結構手間がかかるためか、ゆったりとした時の中で作られているようです。なお、1991年のルマンを制した787Bにはアスキー(当時)の雑誌「LOGIN」のロゴが貼ってありました。そんなロータリーエンジンの復活を取材できるとは、ASCII.jp的にも不思議な縁を感じます。

 RX-8の生産が終了してから11年。再びロータリーエンジンに火が入ったことを素直に喜ぼうではありませんか。MX-30 Rotary-EVの試乗車が用意され次第、ASCII.jpでは取材を予定しています。

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