名古屋グランパスと「DS-Port」の共同プロジェクト「あいちローカルパートナーズ」開始
株式会社Spornia.は2023年5月25日、自社が運営するローカルスポンサーマッチング事業「DS-Port」において、Jリーグ加盟のプロサッカークラブ「名古屋グランパス」と協働し、新プロジェクト「あいちローカルパートナーズ」を開始した。
本プロジェクトでは、大手企業がプロスポーツクラブのスポンサーとなって支援するのと同じように、愛知県内の企業が地元の子どもたちのサッカークラブのスポンサーとなり、その活動を支援する。提供するのは活動資金に限らず、設備、製品、事業で培われた知識や技術を活用した体験プログラムなどさまざまだ。
「あいちローカルパートナーズ」の仕組み
現在、愛知県だけでなく全国のクラブチームで少子化やスポーツの多様化が要因となり、月謝収入の減少や指導者確保の悩み、保護者の負担増などの課題が増えているという。「あいちローカルパートナーズ」では、スポンサーマッチングを通じてこれらの課題解決を目指し、子どもたちが笑顔でスポーツを楽しめる環境を守ることを目指している。また、地域の企業・クラブに加えプロスポーツ団体の協力を得た先行事例として展開していくことも目標としている。
スポンサーマッチングの流れ
「あいちローカルパートナーズ」は、スポーツ庁が主催する、スポーツを核とした地域活性化を目指すビジネス創出プログラム「SPORTS BUSINESS BUILD 2022 TOKAI」をから立ち上がったプロジェクト。プロジェクトを推進するのは、2022年から全国で子どもたちのスポーツクラブと企業のスポンサーマッチングに取り組む「DS-Port」であり、そこに愛知県をホームタウンとする名古屋グランパスがスペシャルサポーターとして加わった。
これまで「DS-Port」では全国20組以上のマッチングが生まれてきたが、地域のプロクラブのバックアップを得たプロジェクトは今回が初の事例となる。
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