涼しいルートを教えてくれる猛暑対策の実証実験
ディーウェザー株式会社は8月17日、数メートル単位で予測する「微気象シミュレーション」を活用した猛暑対策の実証実験を渋谷エリアで開始したと発表した。近年、猛暑が恒常化する中、広域的な天気予報では捉えきれないビル群の局所的なヒートスポットや日陰、建物の照り返しを可視化することで、歩行者をより涼しい経路へ誘導して行動変容を検証する。本取り組みは、東京都が主催するスタートアップ支援展開事業「TOKYO SUTEAM」の協定事業者である東急不動産が主催のグリーンテック支援プログラム「GREEN VALLEY SHIBUYA」のもとで実施される。
同社は東京科学大学大西研究室発の気象テックスタートアップであり、技術の基盤には同研究室で培われた予測シミュレーションが用いられている。同じ街区内でも暑さ指数が3度以上異なり、熱中症危険度が1段階変動する場合がある。都市環境をデジタル上に再現することで、通りごとの風環境や日陰をリアルタイムで計算・可視化して涼しいルートをシミュレーションして提示する。さらに、東急不動産の保有施設を「涼みスポット」として活用し、参加者のルート選択や利用状況を検証する。
同社は今年中に、本技術を外部システムに組込可能なAPIとして提供する計画を掲げている。ナビゲーションアプリにとどまらず、都市開発や建設、ドローンなど多様な産業でのDX推進に向けた活用が見込まれる。
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります


























