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岩谷技研、宇宙遊覧気球の有人飛行試験で最大到達高度2843メートルを記録

 気球による宇宙遊覧を目指す株式会社岩谷技研は2023年4月10日、6日に北海道士幌町にて、自社開発の気球による有人飛行試験を実施し、高度2843メートル、飛行距離18.8キロ、飛行時間1時間3分を達成したと発表した。

 岩谷技研は、2020年7月に自社開発ガス気球での有人宇宙遊覧プロジェクトを始動した。2022年2月26日に福島県相馬市で行った目標高度30メートルの有人係留飛行試験の成功を皮切りに、ほぼ毎月、北海道内外の実験場で係留飛行訓練を繰り返してきた。2022年9月12日には高度30mでの自由飛行試験に成功し、十分な安全が担保されたことを確認。同年11月に高度102メートル、2023年2月に高度408メートル、3月に1190メートルと順調に目標高度を上げながら実証実験を重ねてきた。

 今回の実証実験では、テストパイロットが搭乗して2843メートルまで到達。滞空時間1時間3分を記録し、打ち上げ地から18.8キロ離れた足寄郡足寄町の牧草地まで飛翔し、着陸することに成功した。

 結果として、目標高度2000メートルを超え、事前の予測通りクロスカントリーでの飛行距離18.8キロを達成。気球コントロール検証では、ガスの解放およびバラストの放出により機体の鉛直方向運動を一定の精度で制御し、目視で確認した降下目標地点に着陸できることを確認した。今回の飛行試験の成功を経て、次は6月中に高度5000メートルへの到達を計画している。

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