岩谷技研、ガス気球と気密キャビンを使用した有人飛行試験で高度6000m越えを達成

　岩谷技研は7月23日、北海道新得町にて同社開発の高高度ガス気球と気密キャビンを使い高度6000m越えを目標とした有人飛行試験を実施し、最高到達高度6072m、飛行距離26.35km、飛行時間131分を達成したと発表した。

　同社では2022年2月に福島県相馬市で行った高度30mの有人係留飛行試験の成功を皮切りに、ほぼ毎月、道内／道外の実験場で係留飛行訓練を実施。今回の飛行には外気圧の影響を受けず内部が一定の気圧に保たれる新型のT-9気密キャビンを使用し、目標高度6000mに到達したとのこと。

　今後、同社は8月中に高度1万2000m（成層圏）への到達を計画しているという。

「ASCII STARTUPウィークリーレビュー」配信のご案内

ASCII STARTUPでは、「ASCII STARTUPウィークリーレビュー」と題したメールマガジンにて、国内最先端のスタートアップ情報、イベントレポート、関連するエコシステム識者などの取材成果を毎週月曜に配信しています。興味がある方は、以下の登録フォームボタンをクリックいただき、メールアドレスの設定をお願いいたします。