T教授の「戦略的衝動買い」 第727回

あらゆるシーンで便利に使える「充電式LEDランタン」を衝動買い

最大60時間連続点灯しモバイルバッテリーにもなるLEDランタンを衝動買い

モバイルバッテリーとして「も」使える
充電式LEDランタンを衝動買い

　前々回に「6 in 1 マルチツール付きLEDワークライト」（以降、LEDライト）という商品をご紹介したが、モバイル系のLEDライトに目覚めてしまった筆者が今回はより利用範囲が一般的、汎用的なLEDライトを衝動買いしてしまった。

1200lm（ルーメン）の明るさなのでAurora1200というニックネームのようだ

　衝動買いしたのは「充電式LEDランタン」（Aurora 1200）と呼ばれる商品だ。早速届いたばかりのパッケージを開けると、中から出てきたのは落ち着いたオフホワイトがベースの丸いランタン本体と充電用USBケーブル、取説、そして本体を収納するポシェットだ。

専用ポシェットとUSB充電ケーブル、取説が付属する

　LEDランタンの直径95×厚さ50mm、重量（カタログ値）は200g。明るさは1200lm（ルーメン）。LEDランタン背面の中央部分には丸い強力なマグネット、そしてリトラクタブルな吊り下げフックが配置されている。

リトラクタブルな吊り下げフックが便利だ。LEDライトの丸い裏側はクーリングのためにハチの巣状に加工されている。重さはカタログスペックより少しだけ重い217g

　試しに本体重量をキッチン秤で計ってみたら、217gだった。内部には5200mAhのリチウムイオンバッテリーを内蔵しているので、妥当な重量だ。カタログ値より1割弱重い感じだったが、大型スマホ1個分くらいだ。

　光源面をうつ伏せにして置いたLEDライトの側面中央には、黒いゴム素材で保護された電源ボタンがある。そのすぐ左隣りに同じゴム素材のカラーでカバーされた部分に、充電・給電用のUSBポートが配置されている。

　ポートを完全に閉じた場合は、防塵・防水性の等級は「IP45」となる。電源オン／オフボタンの右側には、内蔵バッテリーの残量が4個のLED（1個当たり25％）の点灯数で表示される。

ゴムカバーをめくるとUSB Type-AとType-Cポートが露出する。完全に閉めるとIP45の防塵・防水性能だ。中央の丸いボタンは電源ボタン。右側の4個のLEDでバッテリー残量を示す

　USBポートは、1つがType-Aでもう1つはType-Cだ。前者はスマホなどの機器に充電する際に使用する。そしてもう一方のType-Cポートは、LEDランタン自身が外部のUSB ACアダプターやパソコンなどから給電を受けて本体充電に使用する。いずれも付属のType-A ‐ Type-Cショートケーブルを使用する。

　LEDランタンは電源オン／オフボタンを押す回数に応じて、LEDライトの明るさや挙動が変わる仕組みだ。1回押すことで電源オンとなり、最大の明るさ（強）で点灯する。続けて2回目を押すことで中程度の明るさ、3回目で弱の明るさに変化する。

　内部のリチウムイオンバッテリーに蓄電されたエネルギーを消費するので、もっとも明るい「強」では8時間〜10時間、「中」で15時間、「弱」なら約60時間使えるようだ。

　LEDランタンの明るさは1回押しから3回押しで3段階に変化するが、同じ電源ボタンを長押しすることで、モールス信号の「SOS」を発光することができる。内蔵バッテリーが満タンの場合で、連続でSOS発光できるのは15時間らしい。スマホなどの連絡手段が使えない緊急事態には、役立つだろう。