SUVらしく車内と荷室は文句ナシの広さ
SUVが人気の理由のひとつとして「広い荷室、広い室内空間」が挙げられます。ということで、まずは荷室をチェックしましょう。近年のHonda車は使い勝手の良さが魅力であり、Honda車に触れる度に「なんで他社はコレができないんだ?」と思うことが多いのですが、今回もまた「これ、よくできているなぁ」と感心するデキ栄えです。
大容量なのは言うまでもないのですが、荷室フロアと開口部の段差が少なく、開口部の高さがちょうど良いので、荷物の出し入れがすごくラク。さらに左右対称設計なので、荷物の整理整頓もラクラクです。もちろんテールゲートはパワーゲートで、ハンズフリーアクセス対応です。
運転席側側面にはポータブル電源などを充電するのに便利な12Vアクセサリーソケットが用意さていました。ラゲッジスペースに12Vアクセサリーソケット(タバコに火を付ける器具がない電源ソケット)やAC100Vなどがあると、本当に便利なので対応車種が増えてほしいと思う次第です。
さらにリアシートの背もたれを倒せば“完全”フルフラットになるのも驚き。大抵は段差ができたり、運転席側が少し上がったりするものです。それは後席座面と背もたれ形状から仕方のないところ。クッションを薄くすれば実現するでしょうけれど、それをしたら座り心地が悪くなります。そこでHondaは単に背もたれを倒すだけでなく、後席を動かすことで解決したのです。
フルフラットになりますから、自転車を積むこともできますし、助手席を動かし、かつそこにコンテナを置いてエアークッションを置けば、2メートル近い就寝スペースが生まれるのです! 「いつもクルマで車中泊しているから良いじゃないですか」と唯さん。ASCII.jpの記事を毎回ちゃんとチェックして実にエライのであります。
まずは後席をチェック。インテリアは、Xグレードがプライムスムース×ファブリック、Zグレードが本革。どちらもブラックのほかマルーンという濃いブラウンの2色が用意されています。落ち着いた雰囲気ですし、汚れが目立たないので良い選択だと思います。写真はマルーンで「オレンジ色のステッチが素敵ですね」と唯さんはニッコリ。
アメニティは、運転席&助手席背面のシートバック、ドリンクホルダー、リアベンチレーション、後席充電用USB端子(急速充電対応タイプ2個付)と、充実しています。ルームランプは周辺に触れるだけで簡単に点灯しますし、不足は一切ナシ! 床面は比較的フラットで足元も広いあたりは、さすがミドルクラスSUVです。
驚いたのは運転席。というのも、センターコンソールまわりが対称設計だから。なにやらZR-Vのコンセプトの1つが「シンメトリー」だそう。さらにHondaとしては珍しく2階建てのセンターコンソールを採用。これはイイなと思っていたのですが、個人的にイマイチだと感じたのはスマホトレイが横置きであることと、その近くにUSB端子がない点。スマホは縦に持つモノで、VEZELやCIVICは縦置きだっただけに、ちょっと残念。
さらにワイヤレス充電に対応していない端末の場合、USB端子は2階建てコンソールの下側にあるため、ケーブルをつないで下側にスマホを置くという考えのようですが、見た目は綺麗なのですが、ちょっと使いづらい印象です。運転中スマホをいじるのはNGですが、とはいえ信号待ちの間にLINEのメッセージをチェックするなんてことは誰もがしたことあるハズ。そしてすぐにスマホを置いて運転する場合、スマホトレイに置くのが普通だと思います。その場合、下側に置くという設計だとスグに置けないのです。
シフトまわりを見ると、e:HEVはボタン式、エンジン仕様はレバー式。個人的にはボタン式の方がスッキリしていて好印象。一方、唯さんはレバー式の方が好ましい様子。ここら辺は慣れかなと思います。

この連載の記事
-
第614回
自動車
本気で欲しい! 絶滅危惧種V8 NAを積むレクサス「RC F」、最後にして最高の有終の美に心が震えた -
第613回
自動車
さよなら、スープラ。2026年生産終了を前にこの「直6ピュアスポーツ」を手に入れるべき理由 -
第612回
自動車
「カワイイ顔して、中身はタフ」女性支持4割の三菱・デリカミニが、毎日の相棒に選ばれる3つの理由 -
第612回
自動車
荷物も積めて車中泊もOK! SUV一択で迷っている人にこそ教えたい「ステーションワゴン」の実力 -
第611回
自動車
テスラ・モデルYが劇的進化! スマホ世代を熱狂させる「走る巨大ガジェット」の正体 -
第610回
自動車
【最長航続距離846km】アウディ「A6 e-tron」はEVの航続不安を過去にする究極のグランドツアラー -
第609回
自動車
輸入車No.1の燃費とアルピーヌの走り! ルノー「ルーテシア」が叶える欲張りな選択 -
第608回
自動車
なぜセダンを廃止した? ワゴン一本勝負に出た新型パサートの「潔さと勝算」 -
第607回
自動車
Cクラスに900万円出す価値はあるか? 豪華装備の「C220d Luxury」に見る、SUVにはないセダンの底力 -
第606回
自動車
「家族も荷物も諦めない!」510馬力の最強ワゴン「BMW M3ツーリング」 -
第605回
自動車
「EVでの遠出は不安」が「楽しい」に変わる!? アリアで往復1600km走ってわかった、アプリ連携の絶大な安心感 - この連載の一覧へ





































