メルマガはこちらから

PAGE
TOP

ファインディ、エンジニア組織支援SaaS「Findy Team+」にアップデート

 ファインディ株式会社は2022年10月25日、エンジニア組織支援SaaS「Findy Teams」をアップデートするとともに、サービス名を「Findy Team+」に変更することを発表した。

「Findy Team+」では、従来「Findy Teams」で提供してきたエンジニア組織の生産性の可視化と向上に加えて、「開発者体験」や「改善文化」、「採用」をサポートするサービスを目指す。

 その第一弾として、エンジニア組織の生産性を可視化して組織の「健康状況」を把握する機能「エンジニアの生産性指標」(特許申請中)を開発。2022年12月頃をめどに提供を開始する予定だ。今後、「開発者体験」の向上に向けた連携ツールの強化や採用サービスとの連携なども行っていく。

 また、「エンジニア組織開発」と「エンジニア転職」をシームレスにつなげた「エンジニアプラットフォーム」の構築と市場づくりを目指すと発表。エンジニア組織の生産性向上が採用力強化につながるプロダクトの開発にも取り組んでいくという。

 背景には、エンジニアの不足と採用難がある。経済産業省の「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」によると、2030年には最大79万人のエンジニアが不足すると予測されている。こうしたことから同社は、エンジニアが安心して開発できる環境や技術的な挑戦がしやすくコミュニケーションのとりやすい組織づくりが求められており、企業にとっては開発環境への投資を増やして組織の生産性を高めることが重要になるとしている。

 同社ではエンジニアプラットフォームの市場規模を2030年に国内と海外ともに3~4倍に成長すると試算。2025年までに「Findy Team+」の導入企業数を2000社、2025年までにFindyシリーズの売上を100億円にすることを目標に掲げている。

「ASCII STARTUPウィークリーレビュー」配信のご案内

ASCII STARTUPでは、「ASCII STARTUPウィークリーレビュー」と題したメールマガジンにて、国内最先端のスタートアップ情報、イベントレポート、関連するエコシステム識者などの取材成果を毎週月曜に配信しています。興味がある方は、以下の登録フォームボタンをクリックいただき、メールアドレスの設定をお願いいたします。

合わせて読みたい編集者オススメ記事