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新車を買った情報2022 第105回

ロードスター生活を支えるコーヒー保温ボトルの性能を測ってみた

2022年08月28日 09時00分更新

文● 四本淑三 編集● ASCII

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ロードスターにおける実用保温性能ベスト10

 ところで公式の保温性能は「保温効力」としてメーカーが表示しています。その計測条件は「20℃±2℃の室温で」「沸騰したお湯をボトルに注ぎ」「95℃±1℃まで水温が下がってからキャップを閉め」「縦置きで6時間放置」した際の温度です。

 しかしコーヒーの抽出は一般的に90℃前後のお湯で行ない、結果抽出される溶液は70℃前後。そのコーヒーを室温に置かれたボトルに注ぎ、キャップを閉め、センターコンソールボックスに入れて走り出す。これが私の使い方であります。そこで「70℃±1℃のお湯を」「20℃±2℃の室温に放置したボトルに注ぎ」「横置きで6時間放置」を条件として測りました。

 ここで重要なのは注ぐお湯の量。キャップが閉まるギリギリまで注げば条件も揃い、良い結果も出ますが、この実験ではメーカー表示の「実容量」を基本とし、それより少ない「保存可能容量」「適正容量」が併記されていれば、そちらを採用しています。キャップが閉まるギリギリまで注げば条件も揃い、良い結果も出ますが、この実験では

 ただし実容量160mlとされるニトリ「プチトル」は、実際には155mlしか入りません。ギリギリまで入れると危険なため、5ml減らして150gを注いで計測しました。

 計測器具はタニタのキッチン温度計「TT-533」、水量はタニタのキッチンスケール 「KD-192」で重さを測り、1g=1mlとしています。その結果は以下の通り。誤差が大きいので3回計った平均です。

 やはりサーモス強し。150ml版「JOJ-150」の方が1位、120ml版「JOJ-120」が3位という結果。

 その容量違いのサーモスに割って入ったのが和平フレイズ。180mlという大容量で、サーモスより安い1189円はお買い得。続くトップバリュも1078円ながら、3位のサーモスに肉薄する大健闘の4位。

 さらに意外と言っては失礼ですが、お値段以上のニトリも5位。これくらいの性能を出せるなら、容量のサバ読んだりしなければ良いのになあ。毎度毎度、不躾で申し訳ありません。

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