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Nishikaがボケの面白さを判定するAI開発コンペ「ボケ判定AIを作ろう!(ボケてコンペ #1)」を開催

PR TIMES

Nishika株式会社
データ分析コンペティションを開催するNishikaが株式会社オモロキとの共催により、boketeに過去に投稿された大喜利回答データを用いてAIによるボケ判定をテーマとしたコンペティションを開催

データ分析コンペティションを中心としたAIコンサルティング・開発サービス、AI・データ分析人材特化型求人サービスを提供するNishika株式会社(東京都港区、代表取締役山下達朗、以下Nishika)は、2022年8月9日より、「写真で一言ボケて (bokete)」などを運営する株式会社オモロキとの共催により、新たなデータ分析コンペティション「ボケ判定AIを作ろう! (ボケてコンペ #1)」を開始した。同コンペでは、Nishikaにてボケ缶データセットより収集・加工したデータを使用し、ボケ画像とボケテキストのみから、そのボケが面白いか・面白くないかを予測出来るAIを開発し、その精度を競い合う。期間は2022年10月10日までの2ヶ月間であり、上位入賞者には賞金に加えボケてノベルティグッズも贈呈される。 URL:https://www.nishika.com/competitions/33/summary




■コンペ開催の背景

AIに笑いを理解させることができたら。AIが自分を笑わせてくれたら。そう思ったことはありませんか。しかし、笑いとは何かを説明しろ、ましてAIに教え込めと言われても普通は途方に暮れてしまうと思います。
笑いを教えるための学習データが大量に蓄積されているということも、なかなかなさそうです。。。いや、実は学習データセットであれば、日本のとある稀有なサービスが蓄積してきたものがあります。

株式会社オモロキさんが運営されている「ボケて」というサービスがあります。ご存じの方も多いと思いますが、ご存じない方は是非一度ご覧ください(飲み物を飲みながら見るのはお勧めしません)。
1枚の画像に対して一言コメントを添えて「ボケる」ことで笑いを産むコンテンツです。
写真で一言ボケて (bokete):https://bokete.jp/

AIとボケの関わりとしては、ボケてのデータセットを用い、「AIでボケを作る」という挑戦的な取り組みが過去に行われました。
電笑戦:https://aws.amazon.com/jp/builders-flash/202006/bokete/?awsf.filter-name=*all

その結果はリンク先をご覧いただければと思いますが、AIでボケを生成することが一定できるのであれば、新しいボケについて、その面白さをAIに判断させることもできるかもしれません。AIが生成したボケを、また違うAIが採点する・・・ことも将来可能になるかもしれません。

本コンペでは、株式会社オモロキご提供の「ボケ缶データセット」を用い、ボケ画像とボケテキストのみから、そのボケが面白いか・面白くないかを予測していただきます。
ボケてでは星をつけることで面白いボケに投票できるようになっており、その数をもとに面白さを定義しています。

画像のみ、テキストのみだけでなく、「画像とテキストをどう結びつければ面白さを予測できるか」の示唆を得ることも、本コンペ開催の意図の一つです。
吉本興業さんは、以下のようなアプローチが笑いを産む、と考察されています。


構成作家さんに聞いたのですが、お客さんから見て写真から考えつくことから、回答が「ズレ」た時に笑いが起こりやすいそうです。なので、画像を正しく認識・解釈して抽出した特徴から適度にずらした回答を行うのが良いアプローチだと考えています。(電笑戦振り返り)


難易度は決して低くないタスクですが、たくさんの皆様のご参加をお待ちしています。
是非、「ソフトウェアによるボケの理解」という深淵に挑戦してみてください!

■コンペ概要


期間:2022年8月9日から2022年10月10日
URL:https://www.nishika.com/competitions/33/summary
賞金/賞品:賞金およびボケてノベルティグッズ


そもそも「ボケる」とは何か?

ボケとは何か?ボケのパターンとは?について、今回は配布データ「ボケ方AIとの違い」「ボケのデザインパターン2022」にて説明しています。以下は、ほんの一部のサマリです。

「ボケて」は1枚の画像に対して一言ボケるサービスです。「ボケる」の定義は1つではないですが、「ボケのデザインパターン2022」によれば、以下のような定義をしています。

- 問題に正解を言わず、間違えること。
- そして、その間違いが間違いだと気づける仕組みや構造を持っていること。


上記の意味で、なぞなぞや謎かけとは異なるものになっています。

また、ボケはいくつかの種類に分けることができます。これを整理すればボケのデザインパターンとも呼ぶべきものに落とし込むことができ、どなたでもボケ職人となる道が開けます。

自明ボケ
・質問に答えが内包されている
・「十二支って何体いましたっけ?」

もの知らずボケ
・当たり前を間違えて聞く
・「ゴルフってボール蹴っていいんでしたっけ?」

自虐ボケ
・社会的に見て短所といえる自分の特徴を度を越えていう。
・「アルタ前ですぐ気づくくらい不細工です」

自惚れボケ
・社会的に見て長所といえる自分の特徴を度を越えて言う。
・「ハンサムなので待ち合わせは顔を目印にしてください」

などなど。それ以外のパターンに関する分析は、是非配布データをご覧ください。

利用データ・アイデア
株式会社オモロキの許可にもとづき、 Nishikaにてボケ缶データセットより収集・加工したデータを使用します。

振り返り会
本コンペ終了後、入賞者のソリューション発表や、参加者によるLTを中心とした振り返り会(オンライン)を開催する予定です。詳細はNishika上にて後日お知らせいたします。

入賞者には、振り返り会での発表をお願いさせていただきます。よろしくお願いいたします!
※「ボケて」は株式会社オモロキの登録商標です。

【Nishikaについて】




2019年5月に設立。国内最大級のAI人材コミュニティ「Nishika」を運営している。
URL :https://info.nishika.com/
所在地 : 東京都港区芝浦3-7-8-202
代表者 : 代表取締役CEO 山下達朗、代表取締役CTO 松田裕之
事業内容:AIに関するコンサルティング・受託開発、データ分析コンペティションによるAI開発、AI・データ分析人材特化型求人サービス、データ分析コンペ研修サービス


【NishikaによるAI開発について】

NishikaによるAI開発は、データ分析コンペティションによる開発、Nishikaによる開発の2つの手法を提供しており、お客様のニーズに基づきより適切な手法をご提案しています。

データ分析コンペティションは、数百人のデータサイエンティストがAIモデルの精度を競い合いより高い精度のAIモデルを開発する仕組みで、特定ベンダーに委託開発するよりも競争原理を活用し高い精度のAIモデルが開発できるため、米国・中国等においてAI開発の新たな手法として普及しています。

主な用途には、リコメンドエンジンの開発、不適切コメントの自動検知、異常検知や異物画像検知、需要予測、株価や不動産などの将来価格予測、解約ユーザーの早期検出など、非常に幅広く活用されています。

また、国内最大級のAI人材コミュニティを活かし、各領域の専門家と連携した課題解決の実績があることから、領域を選ばずAI・DXの課題解決に際して幅広く価値を提供できる相談パートナーとして役立つと自負しております。