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T教授の「戦略的衝動買い」 第679回

カセットテープ再ブーム時代に「カセットテープ型2.5インチドライブケース」を衝動買い

2022年04月14日 12時00分更新

文● T教授 撮影●T教授 編集●ASCII

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カセットテープ型2.5インチドライブケースの同梱物

雰囲気たっぷりのデカールが昭和なカセットテープ風を演出

 パッケージの中味は、透明な2.5インチドライブケースと薄いHDDを内蔵した場合の固定用のスペーサー、PCとの接続に使用するUSB 3.X Micro-B to USB Type-Aプラグケーブル、そして透明HDDケースの表裏をあたかも昭和なカセットテープらしく偽装するための雰囲気を溢れるデカール、最後が日本語表記のない取説だ。

 カセットテープ型2.5インチドライブケースに収納できるHDDは、2.5インチ型HDDで厚さは9.5mmと7.0mmの両サイズのSATAインターフェースのHDD(最大4TB)だ。内部の端子は、SATA‐USB3.X Micro-Bとなっており付属のUSBケーブルでパソコンと接続する。

今回はHDDではなく静かでデータの高速転送のできる240GBのSSDを使った

 毎回完全なデータ移行をする面倒を避け続け、いつかやろうやろうと思って持ち越しているHDD/SDDが、筆者のデスクの引き出しには数個はあるが、その中から2年ほど前に安く買った240GBのSSDが出てきたので、今回はHDDではなく今的なSSDを内蔵ストレージとして使うことにした。

 多少素っ気ないが実用性に問題なく、なおかつワイルドでオタクな使い方なら、市販のSATA-USB IF付き専用ケーブルを使うのも最短最適な手段の一つだが、今回は敢えてクールでカッコよくかわいいカセットテープイメージで話を進めていこうと思う。

実用的なインターフェース回路の入ったSATA-USBタイプの簡便なタイプ

 カセットテープ型2.5インチドライブケース内部のロジックカードのインターフェースは、前述したように普通のSATAなのでカセットテープ型2.5インチドライブケースの半面を引っ張って外し、SSDを入れてSATAコネクターに取り付けるだけ。後は再度半面ケースを取り付けるだけだ。心配したガタつきもなかったので、今回は見栄えを優先してスペーサーは使わなかった。

今回はちょっと目立つカセットテープ型2.5インチドライブケースに入れてみた

カセットテープ型2.5インチドライブケースのクリアな半面をずらして開けてSSDを接続、ケースを元通りにして1分以下で終了。内部でSSDがガタつくようなら必要に応じてスペーサーを使う

 あまりにも簡単な組み立てだったのでその反動か……、一番難しかったのはカセットテープらしさを醸し出すためのデカールの貼り付けだった。両面とも多少一部にしわを作りながら、何とか手修正して貼り終わった。

不器用な筆者が一番大変だったのはカセットイメージのデカール貼り

 デカールを貼り終わったカセットテープ型2.5インチドライブケースを手に持った感じは、まったく昭和なカセットテープだ。実際のカセットテープと一緒にすぐ横に並べてみると確実に一回りは大きいが、感覚的にはカセットテープのプラケースサイズに近い感覚だ。

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