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すでにあるアイデアだからと諦める必要ない。ユカイ工学青木氏が学校を越えた高校生AI部で講演

高校生プログラム「東京未来ファクトリー」レポート(DAY 1・前編)

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「アイデアは形にしてみないとその価値はわからない」

 基調講演後に、Zoomのチャットには参加者から様々な質問が寄せられた。

 「人間と自然に関わるロボットをつくりたい」と話す青木氏は、ロボット製作の過程で楽しいことを聞かれ、「試作している段階」だと答えた。「アイデアを形にしていくのはすごく楽しい」と話したうえで、「ただし、そこから商品化までの道のりはとても長い」と、自身の経験を語った。

クラウドファンディングでも大きな反響となった「Qoobo」の試作過程。生き物らしい動きを実現するために、モーターなどを工夫したという。

 また、「今後のソフトウェアがどのように発展していくか」という問いには、「コロナ禍で、人間は文字情報だけではなく、感情的な部分も大事だということを痛感した」と回答し、「エモーションの部分も伝えることができるインターフェイスが求められてくるのでは」と予測した。

 さらに、「すでに多くのアイデアがある中で、どうやったら新しいアイデアが見つけられますか」という質問に対して、「アイデアは実際に形にして、動かしてみないと本当の価値はわからない。どう実装するかが重要であり、すでにあるアイデアだからといって諦める必要ない」と回答した。

「技能五輪」出場者が生徒にアドバイス

 プログラム後半では、オンラインの利点を生かしZoomのブレイクアウトルーム機能を活用。「技能五輪」の出場経験者が講師として登壇した。「技能五輪」は、日本国内の23歳以下の青年技能者が技術を競う大会で、2021年度は12月に東京ビッグサイトで全国大会が行われた。

 数人の生徒グループに技能五輪出場者の先輩がそれぞれ参加し、技能五輪の経験を話したり、生徒たちの質問に直接答えたりするなど、少人数で交流できる時間も設けられた。

「技能五輪」は42もの部門がある。今回は電工、情報ネットワーク、ウェブデザインの3部門に出場、入賞した5人が登壇した。

 「東京未来ファクトリー」のDAY2とDAY3では、ScratchによるAIプログラミングを体験し、各自が考えたテーマをもとにした作品のプレゼンまでを行った。続く記事では、DAY4で行われたGunosy創業者の関喜史氏の基調講演と、4日間のプログラムに参加した生徒たちの声を紹介する。

高校生プログラム「東京未来ファクトリー」レポート(DAY 4・後編)の様子はこちらから
「簡単にAIがつくれることに感心」AIへの興味と創る楽しさを体験すた4日間の高校生向けプログラム

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