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T教授の「戦略的衝動買い」 第678回

ラズパイ超素人が一体型デザインに惹かれて「Raspberry Pi 400」を衝動買い

2022年04月07日 12時00分更新

文● T教授 撮影●T教授 編集●ASCII

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なんちゃってMacディスプレーだけは、きちんとは表示されなかった

想定以上に素晴らしいデバイス

 悪ノリで、中華なんちゃってMac風高解像度ディスプレーでも同じことをやってみた。HDMIケーブルとアダプターの多段接続でminiHDMIのポートを持つ、なんちゃってMac風高解像度ディスプレーにもなんとか映像出力は可能だった。しかし、なぜか画面表示の軸が90度回転したおかしな格好となってしまった。

 ネットでいろいろ調べてRaspberry Pi OS側の設定で90度画面を逆回転して再度やってみたが、今度は画面全体の上ズレが起こりトップのバーメニューが隠れてしまったので、ひとまず諦めた。Windowsの2ndディスプレーとしては問題なく使用できているので、何かRaspberry Pi 400側の問題かもしれない。また暇なときに再チャレンジしようと思う。

最近入手したScreen Plus 14インチ(3840×1100)は、横3面表示には最適だ

 続いて最後の悪ノリで先日、入手した超スリムな14インチ液晶「Screen Plus」(3840×1100)でも同じことをやってみた(記事はこちら「ツイ廃専用液晶に似た大型高解像度モデル「Screen Plus」を衝動買い」)こっちのコンビネーションはまったく問題ない。Raspberry Pi 400本体に近いサイズのScreen Plusの組み合わせは、両者を重ね合わせると超スリムなモバイルパソコンにも見えてしまうベストコンビかもしれない。

 チャンスがあれば、少し大きめのPDバッテリーと一緒にRaspberry Pi 400とScreen Plusを自宅から持ち出して、MBAドヤの聖域である某カフェに持ち込んで大人げなく「無理矢理ラズパイ・モバイル・ドヤリング」をやってみたくなってきた。

9790円のRaspberry Pi 400だが、大型高解像度ディスプレーで本領を発揮する

 今回は、Raspberry Pi OSの常識的な使い道である開発支援やプログラミング学習ではなく、ブラウザーとエディター、クラウドサービスを活用したコンパクトなパーソナルコンピューティング環境として使ってみたくて衝動買いした。ディスプレーのスペック向上に連れて、いくらでも使い勝手のよくなる1万円でお釣りのくるRaspberry Pi 400は、想定以上の素晴らしいデバイスだ。

 
T教授

今回の衝動買い

・アイテム:Raspberry Pi 400 日本語キーボード
・購入:スイッチサイエンス
・価格:9790円

T教授

 日本IBM社でThinkPadのブランド戦略や製品企画を担当。国立大芸術文化学部教授に転職するも1年で迷走。現在はパートタイマーで、熱中小学校 用務員。「他力創発」をエンジンとする「Thinking Power Project」の商品企画員であり、衝動買いの達人。

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