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CoolBitXが台湾「Startup Island TAIWAN」の「NEXT BIG」に選出。2024年の日本市場上場を目指し日本での事業展開を加速

PR TIMES

CoolBitX Ltd.
 ブロックチェーンセキュリティ企業CoolBitX Ltd.(本社:台湾、CEO:Michael Ou、以下「クールビットエックス」)は、台湾の経済政策を担う国家発展委員会が支援するスタートアップブランド「Startup Island TAIWAN」の「NEXT BIG」にブロックチェーン企業として唯一選出されました。  「Startup Island TAIWAN」は台湾のスタートアップエコシステム促進イノベーション環境の強化や、台湾スタートアップの国際的な評価向上を目的としており、「NEXT BIG」は中でもグローバル展開が特に期待される代表的なスタートアップを選定したものです。クールビットエックスは、今回の選出と台湾政府による後押しも活用し、日本市場での2024年上場を目指し、日本での事業展開を加速させます。



蔡英文総統から表彰を受けるクールビットエックス代表取締役CEO Michael Ou


クールビットエックスについて

 クールビットエックス(https://coolbitx.com/)は、暗号資産を証券やファンドのような成熟した投資市場として普及させ、誰もが安心して投資し、暗号資産を保全できるようにすることを目指して2014年に設立されました。急速に変化を続けている暗号資産業界・ユーザーを対象にテクノロジーソリューションを提供しており、ユーザーのモバイル端末とBluetoothでペアリング可能なクレジットカードサイズのハードウェアウォレット「CoolWallet」や、暗号資産サービスプロバイダー(VASP)が金融業界の規制に準拠する際のプロセスの簡素化を実現するコンプライアンスソリューション「Sygna」を提供しています。

 なお、クールビットエックスは、2020年2月にSBIホールディングスをリードインベスターとしたシリーズBラウンドで1,657万ドル(約18億5,000万円)を調達しています。このラウンドには日本のマネックス証券や台湾のNational Development Fund(国家発展基金)等が参加しています。

 NEXT BIGに選出されたことについて、クールビットエックス代表取締役CEO Michael Ou氏は、「当社がNEXT BIGに選出されたことを大変嬉しく、光栄に感じています。私たちはニューエコノミーや多様な産業の発展を代表して、一緒に表彰を受けたNEXT BIGとともに、台湾のイノベーションとアントレプレナーシップのエネルギーを世界に向けて発信し、台湾からグローバルマーケットへ飛躍していきます。今回の選出は、クールビットエックスのビジネス成長と、ブロックチェーン・暗号資産業界の重要性が強く支持されたものであり、私たちのグローバル展開が『暗号資産の普及促進』というビジョンの実現につながっていくことを嬉しく思います。」とコメントしています。

 また、SBIホールディングス株式会社代表取締役社長 北尾 吉孝氏は、「クールビットエックスがStartup Island TAIWANにおいてNEXT BIG に選出されたことを大変嬉しく思っています。金融機関として事業を展開するにあたっては、顧客資産の保全が第一です。高度なブロックチェーンのセキュリティ基盤技術とプロダクトを提供するクールビットエックスは、SBIグループが暗号資産関連事業を進めていく上で非常に重要なパートナーです。また今後の同社の成長は業界全体のセキュリティ高度化を進めていく上でも非常に重要であり、今回の表彰は大きな意味を持つと考えています。今後は、さらなる飛躍をとげ、グローバルな評価を不動のものとしていくことを願ってやみません。」とコメントしています。




クールビットエックスの今後の日本での展開について

 クールビットエックスは、2020年のシリーズBラウンド資金調達の成功を受けて、2022年にシリーズCラウンドの資金調達を行う予定で、2024年に日本での上場を計画しています。日本政府が早くから暗号資産業界の規制や適正化に乗り出したことで、日本は暗号資産の投資環境が成熟化・活性化し、ハードウェアウォレット「CoolWallet」の支持が非常に高い状況にあります。また、クールビットエックスの資金調達は、初期の段階からSBIホールディングスが出資し、マネックス証券とともに2回目の出資を行うなど、日本市場との結びつきが強い状況にあります。こうした背景から、クールビットエックスは日本市場での上場を選択しました。


「NEXT BIG」選出の背景

 台湾は、世界経済フォーラムが発表した「世界競争力報告書2019」の「イノベーション能力」においてアジア太平洋地域で1位、世界4位となるなど世界的にもイノベーティブなエリアとして認知されています。「Startup Island TAIWAN」は2019年12月に開始され、この度「NEXT BIG」を代表する9社のスタートアップを選出しました。

 「NEXT BIG」に選出された9社※はAI、SaaS、グリーンエネルギー、EC、観光、ブロックチェーン、Bコーポレーションなどの重要な分野をカバーしており、台湾のスタートアップを代表したグローバル展開が期待されています。2021年10月19日に台湾で行われた表彰式には台湾・蔡英文総統が出席し、選出された各社を表彰しました。蔡英文総統は「選抜された9社は、台湾を代表するスタートアップ企業の最初のナショナルチームであり、台湾の次世代起業家のモデルとして、グローバルマーケットを舞台にイノベーションをリードしていくことでしょう。今後、引き続き政府は彼らの支えとなり、研究開発と創造を奨励し、台湾をイノベーションの島へと築き上げていきます。」とコメントしています。

 ※NEXT BIGに選ばれたのは、ブロックチェーンセキュリティの「CoolBitX」、電動スクーターメーカーの「Gogoro」、スキンケアブランドの「Greenvines」、AIテクノロジーカンパニーの「iKala」、モバイルアプリのサービスベンダーの「KDAN MOBILE」、旅行ECプラットフォームの「KKday」、越境ECプラットフォームの「Pinkoi」、ライブストリーミングプラットフォームの「17Live」、OMOのSaaSプロバイダーの「91APP」の全9社。

クールビットエックスの日本での提供サービスについて

■CoolWallet(クールウォレット)
クールウォレット(https://www.coolwallet.io/)は、暗号化された資産を安全に管理することが可能なハードウェアコールドウォレットです。「CoolWallet Pro」と「CoolWallet S」の2モデルを展開しており、下記のような特徴を持っています。

安全性:国際的な情報セキュリティ評価基準(ISO15408)においてEAL5+~EAL6+の評価を受けた米軍規格のセキュアエレメント(SE)チップと最新規格の暗号化されたBluetooth接続機能を備えています。 また、接続したスマートフォンのFace / Touch ID、ディプレイの目視確認、ボタンを直接押すことによる物理的な認証を含む全てのトランザクションに必要なマルチステップ検証を備えています。

利便性:主要なステープルコイン(ビットコイン、イーサリアム、ライトコイン、XRP、ビットコインキャッシュ、Horizen、ICXなど)と全てのERC20トークンをストレージすることが可能です。また見やすいダッシュボードで投資ポートフォリオの価値をリアルタイムでモニタリングできます。

携帯性:クレジットカードと同サイズ。 PC接続は必要なく、モバイル端末のBluetoothで取引が可能です。

なお、クールウォレットはこれまで世界80カ国で20万枚以上が販売され(2021年時点)、コールドウォレット市場で世界TOP3のシェアをほこり、200億ドル以上の暗号資産を保護しています。

また2021年第4四半期には、NFT(Non-Fungible Token)をサポートする新たな機能を発表しました。CoolWallet Proのユーザーは、CoolWalletのアプリケーションに組み込まれたNFTのマーケットプレイスであるRarible上で自分のNFT資産を確認できるようになりました。このように、クールビットエックスは急速に変化する暗号資産ユーザーのニーズを反映し続けています。


■Sygna(シグナ)
Sygna(https://www.sygna.io/jp/)はクールビットエックスが新たに展開する規制対応事業の一環として、暗号資産サービスプロバイダー(VASP)向けに開発されました。利便性と高度なセキュリティが特徴のデータ交換ソリューションで、VASPによる規制対応情報の提供を支援します。Sygna Bridgeは、金融活動作業部会(FATF)に参画する200法域のいずれかで許認可または免許を有するVASP向けに、FATF勧告で求められる「トラベルルール」や銀行秘密法(BSA)の送金規制に対応する世界初のソリューションで、これらの複雑かつ労働集約的なコンプライアンス業務を簡素化することが可能です。

また、Sygna Bridgeは、伝統的金融業界と暗号資産業界による規制準拠対応を一元化する目的で開発されました。Sygnaについてより詳細な情報は、https://www.sygna.io/jp/をご参照ください。