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magickiri(TM)、東京建物が実施する新型コロナウイルスワクチンの職域接種会場に導入

PR TIMES

ピクシーダストテクノロジーズ株式会社
~科学的な見地からの感染症安全対策実現~


感染症対策に取り組むピクシーダストテクノロジーズ株式会社(本社:千代田区、代表取締役 落合陽一、村上泰一郎、以下「PxDT」)は、東京建物株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役 社長執行役員:野村 均 以下「東京建物」)が実施する新型コロナウイルスワクチンの職域接種会場に、PxDT独自の感染症対策BCPソリューション「magickiri™(マジキリ)」が導入されたことをお知らせします。

背景

新型コロナウイルスの蔓延により、政府は、新型コロナワクチンの接種に関する地域の負担を軽減し、接種の加速化を図るため、6月21日から職域接種を開始することを可能としました。職域接種では、受付・予診票確認・予診・接種・接種済証の交付・15分以上の接種後の状態観察を行うための場所・導線等を企業等が自ら確保する必要があります。接種会場に人が集まりすぎると、接種会場自体が感染の場になる可能性が高まってしまうため、各企業等には安全な職域接種会場の実現が求められています。


取り組み内容

東京建物の職域接種会場(東京建物八重洲ビル)は、既に様々な感染症対策が講じられていましたが、より安全な屋内環境を実現するため、magickiri™ Planningを導入し、科学的・客観的な見地から分析を行いました。
その結果、一部を除き、全体的に安全性が高いことが明らかになりました。高リスク箇所(左側中央付近)には、サーキュレータを設置(赤丸の箇所)する提案をしました。これにより、気流が改善し、より安全な職域接種会場が実現されました。


接種会場における評価結果に基づく改善策
サーキュレータ設置による気流改善


magickiri™について



magickiri™は、「Planning(プランニング)」と「Monitoring(モニタリング)」という2つの機能を持つ、BCPソリューションです。オフィスや店舗、建設現場などのワーキングプレイスにおいて、感染症への安心・安全性を高めリスクを抑えることができます。

今回導入されたPlanning機能は、PxDTが建物の3次元/エアフローデータ等を計測・収集し、シミュレーションを行い、空間内感染リスクを診断し、その対応策まで提案するものです。また、この際には、過去の感染事例や感染症専門家の知見を元に作成した独自の指標を利用します。Planning機能によって、これまで各事業者の自主判断になっていた「何の感染症対策をどこまで実施すべきか」を、科学的に判断することが可能になりました。内装レイアウトや換気対策、具体的には、換気口や排気口、座席や間仕切りの配置や換気設備などの改善が行えます(下記詳細のご紹介動画)。

■magickiri™ Planning You Tubeはこちら
https://www.youtube.com/watch?v=kOmAHfx5hPA




今後の展開について

今後も様々な産業へ、「magickiri™」を実装することで、感染症流行下においても、安心・安全に経済活動が行える社会の実現を目指します。
* magickiri及びそのロゴは、ピクシーダストテクノロジーズ株式会社の商標又は登録商標です。


ピクシーダストテクノロジーズ株式会社について

■ 会社概要
商号: ピクシーダストテクノロジーズ株式会社
代表取締役: 落合 陽一、村上 泰一郎
所在地: 東京都千代田区神田三崎町二丁目20番5号
設立: 2017年5月
資本金: 40億6,232万6,100円(2020年5月1日現在/資本準備金を含む)
URL: https://pixiedusttech.com/

■ 事業概要
当社は、Digitally Rebalanced——世界をデジタル技術の観点から俯瞰し、新たな均衡点へ導く原動力となることを目指す大学発ベンチャーです。デジタルと物理世界を繋ぐインターフェース技術を研究開発し、連続的に社会実装していくことで、その実現に寄与します。筑波大学及び東北大学との共同研究においては、新株予約権を梃子として大学で生まれる知的財産を企業に包括的に譲渡するという、新たな産学連携スキームを構築しています。今後も産学連携やオープンイノベーションを通じ、新たなインターフェース技術の社会実装を行っていきます。