最後になるが、まもセンサーAirは、遠隔地からでも設置場所の現在のCO2濃度や温度、湿度を見ることで的確な判断ができること。URLの公開によって学校や塾、オフィス、不特定多数の人が集うショップ等は現在のCO2濃度を誰にでも分かりやすく見える化できる。
加えてダッシュボードでは、同時に100台までのまもセンサーAirの管理運用が可能なので、数多くのオフィスや支店、フランチャイズ店などの集中統合管理も簡単に実現できてしまう。見える化データを使って全社的なCO2対応度コンテストなんてのもできそうだ。
そして現場の人間にとっては、LTE-M内蔵で面倒なWi-Fiの設定が一切不要。実績の多いNDIR(非分散型赤外線)方式のセンサーによる高精度測定。ユーザーがしきい値を臨機応変に決めて必要な時にタイムリーなアラートを自動的に出せること。そして何より、設置後、電源オン以外に何もすることのない単純さが光る商品だ。コロナ禍の今、十二分にその価値はあるだろう。

今回の衝動買い
アイテム:IoTBank「まもセンサーAir」
・購入:mamo online store
・価格:1万7380円(1年間の通信費込み、2年目以降は年5500円)
T教授
日本IBM社でThinkPadのブランド戦略や製品企画を担当。国立大芸術文化学部教授に転職するも1年で迷走。現在はパートタイマーで、熱中小学校 用務員。「他力創発」をエンジンとする「Thinking Power Project」の商品企画員であり、衝動買いの達人。
訂正とお詫び:初出時、一部表記に誤りがございましたので、訂正いたしました。(2021年8月6日)

この連載の記事
-
第854回
トピックス
それでも現金を持たざるを得ない現況で、ジッパー付きセキュリティポーチ靴下を衝動買い -
第853回
トピックス
3COINSのクリアワイヤレスキーボードが1000円に値下がりしたのでまた衝動買い -
第852回
トピックス
価格は優秀、剃りは凡庸 USB充電可なシャオミ製電動シェーバーを衝動買い -
第851回
トピックス
出張も旅行もこれ一台! 「クリップ型USB Type-C充電器+タップ」を衝動買い -
第850回
トピックス
年初にAndroid搭載のカラーE Ink端末「Bigme B751c」を衝動買いして9ヵ月使ってみた -
第849回
トピックス
理論派が作った“変態ピック”を半世紀ベーシストが衝動買い -
第848回
トピックス
“ケーブル紛失ゼロ”の未来系SSDケースを衝動買い -
第847回
トピックス
北欧製の密閉縦型製氷皿“アイスブレーカー”を衝動買い -
第846回
トピックス
今も愛用のThink手帳に迫るブギーボード「BB-21」を衝動買い -
第845回
トピックス
レガシーなタフスマホ「TORQUE G04」を5980円で衝動買い -
第844回
トピックス
EVERINGを衝動買い更新! NEON BUZZで“指先決済”を3年延長 - この連載の一覧へ












