日立チャネルソリューションズに商号を変更し、本日より新たにスタート
日立チャネルソリューションズ
リアルとデジタル、人と社会を技術と信頼でつなぎ、未来をかたちにする会社へ
当社(代表取締役 取締役社長:八木 鉄也)は、本日、日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社から、日立チャネルソリューションズ株式会社に商号を変更しました。 当社は、2004年10月に、株式会社日立製作所(以下、日立)とオムロン株式会社のATMなどの情報機器事業を統合して設立され、16年半の間、お客さまの課題解決と社会基盤づくりに貢献してきました。本年3月31日に資本構成が変わり、日立の100%子会社になりました*1。この機会を新たな創業と位置づけ、経営ビジョンを刷新し、新たにスタートします。
新商号
日立チャネルソリューションズ株式会社
(英語表記: Hitachi Channel Solutions, Corp.)
新商号の由来
当社は、これまでターミナルソリューションベンダーとして、営業店端末やATM、交通・公共の端末など、お客さまとの接点における効率化や付加価値向上につながるソリューション・サービスを提供してきました。
「チャネル」は金融・流通分野で広く使われている「経路」を意味する言葉です。「日立チャネルソリューションズ」という社名は、データの入出口および経路であるチャネルを通して高い価値を生み出すデータセントリックなソリューションを提供することで、お客さまが抱えるさまざまな課題を解決していく会社であるということを表しています。
当社は、近年タッチレスやリモートのチャネルなどに対応した国内金融ソリューションや、海外ではスリランカの子会社のソフトウェア基盤を利用し、様々な金融チャネルのスイッチングやリモート取引などを実現する新たな事業を展開しています。また、ヘルスケアや警備、建設業界においては、お客さまが利用する端末や現場で稼働するロボットを接点にチャネルを通して得られる情報を活用し、効率化やサービス向上に寄与するソリューションの提供を始めています。今後は、日立グループとのさらなる連携強化により、Lumada*2のAIやアナリティクスなどのデジタル技術・ノウハウを活用し、複雑でより高度なお客さま課題への対応を図っていきます。
新経営ビジョン
リアルとデジタル、人と社会、を技術と信頼でつなぎ、持続可能な社会の実現に向け、未来をかたちにする会社。
お客さまに寄り添い、常に先を考え、チャレンジするグローバルイノベーションパートナーをめざします。
【説明】
当社が、これまで培った技術と信頼を基盤に、「リアル」と「デジタル」を通して、あらゆる人たちをシームレスにつなげ、安心、安全、快適な社会を実現するソリューションを提供できるイノーベーションを生み出し、「こうなったらいいな」と思い描く未来のイメージを具現化し続ける会社になりたいと考えています。
そして、社会が多様化、デジタル化し激しく変化する中、ビジネスの現場や生活環境において、お客さまに寄り添い、社会の課題解決と価値創造に積極的にチャレンジすることで、持続可能な社会の実現に貢献していくことを、当社の事業活動の羅針盤とする意味を込めています。
日立チャネルソリューションズは、これまで培った技術とお客さまからの信頼をさらに深めるとともに、デジタル技術を活用して、お客さまとの協創により新たな価値を創造していきます。これまでの事業分野である金融、流通、交通・公共分野におけるデジタル事業の拡大(Scale of Digital)を図るとともに、デジタル技術を活用し、ヘルスケア、建設業界など新たな分野に積極的に事業を拡大(Scale by Digital)し、さらなる成長をめざしていきます。
*1 「オムロンとの株式譲渡契約の締結について/日立オムロンターミナルソリューションズを日立の完全子会社」(2021年3月30日 日立製作所と共同ニュースリリース) http://www.hitachi-ch.co.jp/news/2021/202103-005.html
*2お客さまのデータから価値を創出し、デジタルイノベーションを加速するための、日立の先進的なデジタル技術を活用したソリューション・サービス・テクノロジーの総称。