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入金消込システム『V-ONEクラウド』、AI機能を強化し自動消込の精度を大幅に向上

PR TIMES

株式会社アール・アンド・エー・シー

株式会社アール・アンド・エー・シーは、入金消込・債権管理システム『V-ONEクラウド』のAI機能を強化し、自動消込の精度を大幅に向上させたバージョンアップを提供開始いたしました。

今回のAI強化では、請求合計額と入金合計額に差異が発生した際、入金額に該当する請求明細の組み合わせについて、1,000件を超す膨大な量の組み合わせであっても自動的に検出することが可能になり、アンマッチ発生時の入金消込作業の負担を大幅に軽減させ、経理業務の効率化に寄与いたします。




バージョンアップの背景

日本の商習慣では、末締め・翌月払いの掛け取引が中心となっており、複数の債務をまとめて支払うことになります。代金を受け取る債権者側は、債権総額と入金額が完全一致していれば問題ありませんが、複数債権に対する一部の入金だった場合、入金額に該当する請求明細の組み合わせを見つける必要があり、その大変さは経理業務を逼迫させています。

『V-ONEクラウド』では従来よりシミュレーション機能を提供しており、その一致する組み合わせを自動的に検出する機能はユーザーから好評を頂いておりましたが、技術的な制約から上限が20明細ほどとなっており、それより多い明細では対応ができず、手作業での探索を行う必要がございました。


バージョンアップの詳細

今回のバージョンアップでは、AI技術である「遺伝的アルゴリズム*」をシミュレーション機能に採用し、またスケーリング能力を高めるため、従来バックエンド側で処理していた探索をクライアント側で行い少ないメモリ量で探索を行うことも可能となりました。
これらの結果として、1,000明細を超す膨大な組み合わせでも瞬時に解を検出することが可能になり、手作業や電卓を使っていた作業を『V-ONEクラウド』が代替することによって経理業務を圧倒的に効率化させます。

尚、本機能はすでに特許の出願手続きを済ませております。

注*:遺伝的アルゴリズム(GA:Genetic Algorithm)とは、1975年にミシガン大学のジョン・H・ホランドによって提案された最適解を探る手法です。
主に最適化問題(Optimization Problem)を解くために使われることが多い手法で、まともに解こうとすると計算量が多くなり、コンピュータでも解けないものを、工夫したアルゴリズムを用いて少ない計算量で求めようというものです。有名な例では、新幹線N700系のノーズ部分が空気抵抗や摩擦に対し最適となる形状を求める際に採用されました。


V-ONEクラウドについて(https://www.r-ac.co.jp/v-one-cloud/

V-ONEクラウドは、入金消込や債権管理業務に特化した特定業務特化型のソリューションサービスです。
従来の会計システムや販売管理システムでは対応が難しく、ExcelやAccessなどを使用した入金消込業務を自動化する機能を提供。入金・回収業務の効率化による作業負荷の軽減に加え、債権管理の正確性向上、滞留債権の早期把握、迅速な回収促進などを実現します。


会社概要

商号  :株式会社アール・アンド・エー・シー
代表者 :代表取締役 高山 知泰
所在地 :東京都中央区東日本橋2-8-3 東日本橋グリーンビル3階
設立  :2004年11月
事業内容:入金消込・債権管理システム「Victory-ONEシリーズ」の開発/販売
資本金 :1億円
URL  :https://www.r-ac.co.jp/