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【告知】znug design × 人機一体 による「人型重機」コンセプトデザインおよび「人機一体」トータルブランドデザインプロジェクトが、ロボテス EXPO 2021 にて始動します

PR TIMES

株式会社人機一体
根津孝太氏が「人型重機」開発に参加。人機一体社が目指す「先端ロボット工学技術の社会実装」のために、人型重機とデザインの力を繋ぐ。東日本大震災 10 年の福島ロボットテストフィールドから始まります。

力制御技術、パワー増幅バイラテラル制御技術を中心に、先端ロボット工学に関するコア技術の知的財産を多数保有する株式会社人機一体と、クリエイティブコミュニケーター / デザイナー 根津孝太氏が代表を務める有限会社 znug design は、人機一体社が進める汎用人型重機のデザイン、およびそれを通じた身体能力拡張の概念としての「人機一体」のトータルブランドデザインを、連携して推進することで合意しました。 ※ 株式会社人機一体 本社:滋賀県草津市、代表取締役社長:金岡博士、以下「人機社」 ※ 有限会社 znug design(ツナグデザイン)本社:東京都杉並区、取締役:根津 孝太、以下「znug design」


■ 背景

金岡博士は、立命館大学ロボティクス学科の教員を務めていた時代から二十年近くに亘って独自のロボット工学技術を蓄積してきました。先端ロボット工学技術の社会実装を目指して設立した人機社では、人機プラットフォームという独自のビジネスモデルを構築し、着実に社会実装への準備を進めています。

しかし、大学発ベンチャー企業を経営する中で、ロボット工学技術の圧倒的な可能性を再認識すると同時に、技術単体での限界も明らかになってきました。つまり、技術が素晴らしいだけでは実用化は困難で、技術をいかに正しく、魅力的に、かつ強いインパクトで伝えるかが重要だと分かってきました。

一方、デザインの役割は「繋ぐ」こと、というコンセプトで、乗物を中心に様々なモノと人を「繋ぐ」インダストリアルデザインを手掛けてきた根津孝太氏は、人機社の、人と機械の相乗効果による身体能力拡張、マンマシンシナジーエフェクタ(人間機械相乗効果器)のコンセプトに共感し、人機社が進める「人型重機」開発、そしてその上位の「人機一体」トータルブランドデザインに参加することとなりました。


■ 連携形態

人機社が提唱する「マンマシンシナジーエフェクタ(人間機械相乗効果器)」が、人(操作者)・ロボット(操作機・作業機)・環境を力学的に繋ぐことを前提に、

・身体能力拡張を行なうためにはインタフェースとしてのロボットはどうデザインされるべきか
・人型重機は、社会実装される工業製品としてどうあるべきか
・人機一体という「関係」は、ブランドとしてどうデザインされるべきか

等の問題を、znug design × 人機一体 の柔軟な連携によって解決し、先端ロボット工学を組み込んだ汎用人型重機の社会実装に向けて着実に歩を進めます。


■ イベント情報

以下のイベントにおいて、znug design × 人機一体 の「イメージを繋ぐ」連携キックオフとしてのコンセプトスケッチを発表します。

ロボテス EXPO 2021
https://biz.nikkan.co.jp/robotes-expo/

会期:2021/03/18(木)~19(金)10:30-16:30
会場:福島ロボットテストフィールド
     福島県南相馬市原町区萱浜字新赤沼 83 番 南相馬市復興工業団地内
     https://www.fipo.or.jp/robot/
主催:(公財)福島イノベーション・コースト構想推進機構
後援:(一社)日本 UAS 産業振興協議会
入場: 無料(事前登録制・抽選)


■ 株式会社人機一体 代表取締役社長 金岡博士 よりコメント
人機一体 金岡博士

根津孝太様のデザインを初めて意識したのは、2005 年の愛知万博(愛・地球博)での『i-unit』でした。また、電動バイク『zecOO』には、ひと目見たら忘れられない強烈な印象を与えられました。

今になって考えれば、根津様のデザインの根底に、我々のコンセプトである人機一体やマンマシンシナジーエフェクタ(人間機械相乗効果器)等と同じ「ニオイ」を感じ、強く惹かれたのだと思います。

人機社の理想とする「人と機械の相乗効果」を社会実装するには、先端ロボット工学技術だけではなく、人とロボット、ロボットと環境、理論と実用・実践、工学と工業を「繋ぐ」デザインの力が必須です。

根津様の参加により、これまで培ってきたこと全てが繋がる未来に期待しています。ワクワクしかありませんね!


■ znug design 根津 孝太 氏 よりコメント

人機一体社の人型重機プロトタイプを初めてこの目で見た時の衝撃は、途方もないものでした。それは、「世界から全てのフィジカルな苦役をなくす」という同社の遠大な構想を、確かに実現可能なものだと信じさせる力強さに満ちあふれていました。世界に大きな喜びをもたらすことになるマシンの社会実装を、全身全霊で手伝わせていただきたい、そう決断するまでに、ほとんど時間は必要ありませんでした。

唯一無二の技術の集積体である人型重機を、「あるべき姿」で世に送り出すことが、自分の使命です。ワクワクしかありませんね!


■ 根津 孝太 氏 プロフィール
znug design 根津孝太氏

1969 年東京生まれ。千葉大学工学部工業意匠学科卒業。トヨタ自動車入社、愛・地球博『i-unit』コンセプト開発リーダーなどを務める。2005 年有限会社 znug design 設立、多くの工業製品のコンセプト企画とデザインを手がけ、ものづくり企業の創造活動の活性化にも貢献。

「町工場から世界へ」を掲げた電動バイク『zecOO』、やわらかい布製超小型モビリティ『rimOnO』などのプロジェクトを推進する一方、GROOVE X『LOVOT』、トヨタ自動車コンセプトカー『Camatte』『Setsuna』、ダイハツ工業『COPEN』、THEMOS ケータイマグ『JMY』『JNL』『JNR』、Afternoon Tea ランチボックス『LUNCH WARE』、タミヤミニ四駆『Astralster』『RAIKIRI』などの開発も手がける。

グッドデザイン金賞 2020(経済産業大臣賞)(LOVOT)、CES 2020 INNOVATION AWARD(LOVOT)、COOL JAPAN AWARD 2019(LOVOT)、日本感性工学会 かわいい感性デザイン賞 2019 最優秀賞(LOVOT)、同 2016 最優秀賞(rimOnO)、JAPAN WOOD DESIGN AWARD 2016 最優秀賞(農林水産大臣賞)(Setsuna)、JIDA MUSEUM SELECTION 2015(zecOO)、ドイツ iF デザイン賞 2010(THERMOS JMY)、他多数受賞。

2014~2020 年度グッドデザイン賞審査委員。著書『アイデアは敵の中にある』(中央公論新社)、『カーデザインは未来を描く』(PLANETS)。


■ 有限会社 znug design

  社名:有限会社 znug design(ツナグデザイン)
 代表者:取締役 根津 孝太
 所在地:東京都杉並区善福寺 3-22-10
事業内容:工業製品のコンセプト企画・デザイン、企業の創造活動の活性化

公式ウェブサイトhttps://www.znug.com
   ツイッターhttps://twitter.com/kotanezu
 フェイスブックhttps://www.facebook.com/kota.nezu


■ 株式会社人機一体

金岡博士の理念と先端ロボット制御工学技術をコアに、パワー増幅バイラテラル制御システムとしての「人型重機」を開発・社会実装することにより「あまねく世界からフィジカルな苦役を無用とする」ことを目指す立命館大学発リアルテックベンチャー企業です。
フィジカルな苦役を無用とするためには「力学ベースの先端ロボット工学技術」の社会における広範な利用が不可欠であり、またそれによって十分に解決可能だと我々は考えます。しかし現状を鑑みると、ロボット工学技術が学術分野において膨大に蓄積されていく一方で、その社会実装は全く不十分です。
株式会社人機一体は「人型重機の社会実装」というシンボルプロジェクトを通してビジョンを強烈に訴え、力学ベースの先端ロボット工学技術の社会実装に突破口を開きます。

  社名:株式会社人機一体
 代表者:代表取締役社長 金岡博士(かなおかはかせ)
 所在地:(本社)〒525-0041 滋賀県草津市青地町 648-1 秘密基地人機一体
     (支社)〒975-0036
         福島県南相馬市原町区萱浜字新赤沼 83 番
         福島ロボットテストフィールド 研究棟 研究室 10
         株式会社人機一体 福島基地
 資本金:1 億 7300 万円
事業内容:先端ロボット工学技術の社会実装

公式ウェブサイトhttp://www.jinki.jp/
   電子メール:contact@jinki.jp
   ツイッターhttps://twitter.com/mmseinc
 フェイスブックhttps://www.facebook.com/mmseinc


以上