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ベッコフオートメーション日本法人、10周年を迎える

PR TIMES

ベッコフオートメーション株式会社
3月24日にオンラインイベント「ベッコフ ウェブ テクノロジー セミナー 2021 春」、モノづくり専門家3名を迎え開催

ドイツ大手制御機器メーカであるベッコフオートメーション株式会社(神奈川県横浜市 代表取締役社長 川野俊充)は、2021年3月14日に日本拠点設立より10周年を迎えます。


同社は、2011年3月14日に設立しました。今から10年前、東日本大震災の直後です。「自宅待機」から始まった日本法人での最初の仕事は、「震災で機械が止まりました。至急、ベッコフの部品を送ってほしい」、というサポート業務でした。代表の川野俊充は、「EtherCATという技術は非常に洗練されており、世の中を変える可能性がある、地球規模の問題を解決したい」という創業者 ハンス・ベッコフ氏のビジョンに共感し、一人目のスタッフとして日本法人の立ち上げに取り組みました。ベッコフオートメーションが開発した産業用オープンネットワークEtherCAT(イーサキャット)は2017年にトヨタ自動車に採用され、リアルタイム制御ソフトウェアTwinCAT(ツインキャット)は2019年にデンソーウェーブでロボットコントローラとして採用されるなど、日本の顧客との実績を積み重ねています。

「ベッコフの特徴は、オープンで汎用的な要素技術を組み合わせて高い機能や性能を生み出すことにあります。組み合わせやインテグレーションで顧客の強みを引き出せるよう「計測・制御技術を民主化する」ことに注力してきました。機械も人もつなげていく。今回の10周年記念イベントでは、この10年で出会った仲間と共に、未来のものづくりをテーマとしたパネルディスカッションを企画し、これまで支えて下さった顧客の皆様にも感謝の意をお伝えしたいと考えています」


未来のモノづくりを描く、オンラインイベントを3月24日に開催 ~今話題のファクトリーサイエンティストについて語る

2020年、コロナ禍で初のオンラインイベントを行いました。今回、3月24日には装いも新たに第2回イベント「ベッコフウェブテクノロジーセミナー2021春」として開催いたします。

2部構成に分かれる本イベントは、第1部はパネルディスカッション。ファクトリーサイエンティスト協会からゲスト3名をお呼びしてこれからのモノづくりに不可欠な要素について語ります。
第2部ではベッコフオートメーションの期待の新製品を用いたデモンストレーションをご覧頂く2セッションをお届けします。


【オンラインイベント概要】

日時:2021年3月24日(水)13:00~15:00

1. パネルディスカッション  13:00 ~14:00
「ファクトリーサイエンティストが牽引するものづくりの未来」
※モノづくりを描く、仕掛けをご用意しています。

2. ベッコフ新製品を用いたデモンストレーション 14:10~15:00
1) IoT+AI時代の搬送システム
進化し続けるデジタル技術を最大限に活用できる、リニア搬送システム「XTS・XPlanar」をご紹介致します。
2)TwinCAT Visionによるロボット/機械装置のリアルタイム制御
画像データを用いたリアルタイム制御を実現するTwinCAT Visionとその使い方について、オブジェクトトラッキングとオンザフライ画像キャプチャ(仮)を例にご説明いたします。


高速リニア搬送システムXTS


XTS Hygienic
ガイドレス浮遊搬送システムXPlanar
TwinCAT Vision
TwinCAT Vision
〇ご参加方法

オンライン配信にて開催致します。ご参加には画面右または下にある入力フォームにて、希望するセッションをお選びいただき、必要事項をご記入の上、ご登録をお願い致します。尚、以前に弊社のオンラインイベントへご参加いただいた方は前回同様のログインID及びパスワードにてご登録が可能です。ご登録後にメールにてご案内が届きますのでお申込みした内容をご確認ください。
https://v2.nex-pro.com/campaign/21044/apply

〇パネルディスカッション登壇者略歴

・慶応義塾大学 環境情報学部 田中浩也 教授
1975年 北海道札幌市生まれ デザインエンジニア/ソーシャルエンジニア。専門分野は、デジタルファブリケーション、3D設計/生産/製造システム、 創造性の科学と文化およびその支援。モットーは「技術と社会の両面から研究すること」。

・株式会社由紀精密 代表取締役社長 大坪 正人
1975年 神奈川県茅ケ崎市生まれ 東京大学大学院(産業機械工学専攻)を終了後、株式会社インクス(現ソライズ株式会社)に入社。2006年に祖父が創業した由紀精密(従業員20名)に入社し、電気電子業界から航空宇宙や医療関連へとビジネスの方向を転換。独自に開発部門を立ち上げ、10年間で売り上げ4倍、航空宇宙医療分野で全売り上げの7割という高付加価値の会社へと改造する。2017年10月、由紀ホールディングス株式会社を創業。

・きづきアーキテクト株式会社 代表取締役 長島 聡
早稲田大学理工学部で材料工学を専攻。工学博士号を取得後、助手に就任。ローランド・ベルガーに参画後、日本法人の代表取締、グローバル共同代表を経て、現在はグローバル持株会社のシニアアドバイザー。24年に亘って、製造業を中心に600を超えるプロジェクトを実施。

・ベッコフオートメーション株式会社 代表取締役社長 川野 俊充
1998年東京大学理学部物理学科卒業後、日本ヒューレット・パッカード(株)入社(半導体計測機開発エンジニア)。2003年カリフォルニア大学バークレー校ハース経営大学院経営学修士修了後、日本ナショナルインスツルメンツ(株)にてプロダクト事業部事業部長として勤める。2011年よりベッコフオートメーション(株)代表取締役社長に就任。現在「EtherCAT」開発元のベッコフオートメーションにて、ソフトウェアPLC/NC/RCのTwinCATによるPC制御ソリューションの普及に努めている。2007年より慶應義塾大学SFC研究所上席所員を兼任。2017年より在日ドイツ商工会議所理事にも就任。


ベッコフオートメーション株式会社
ベッコフオートメーションはPC制御を専業とするドイツの制御機器メーカです。 EtherCAT という産業用イーサネット規格やTwinCATという制御ソフトの開発元として知られています。同社の製品は、工作機械、産業用ロボット、射出成型機、半導体製造装置、風力発電機など様々なものづくり領域で活用されています。1980年創業、世界中に39の支社、代理店を含めると世界75ヶ国以上に展開。1980年創業。日本法人設立は2011年。