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検品工程と画像調整を自動化するimagePRESS向け新ユニットを発売 印刷業務の省力化や安定した印刷品質の実現に貢献

PR TIMES

キヤノン株式会社
キヤノンは、プロダクションプリンター「imagePRESS(イメージプレス)」シリーズの旗艦モデル「imagePRESS C10010VP/C9010VP」(2020年10月発売)の新ユニットとして、検品工程を自動化する“インスペクションユニット・A1(※1)”および画像調整を自動化する“センシングユニット・A1(※2)”を2021年5月下旬に発売します。


imagePRESS C10010VP(インスペクションユニット・A1/センシングユニット・A1装着)
カタログやパンフレットなどの商業印刷物は、汚れや表裏の位置ずれ、色味の違いに対するお客様の要求が高く、より高精度な検品や画像調整が必要とされています。一方で、お客様に納品する前の検品工程において、印刷画像の目視確認や出力欠陥のあるページの再印刷など、検査作業と回復作業に多くの人手と時間がかかっています。また、安定して高品質な成果物を制作するためには、オペレーターの熟練したスキルと印刷前や印刷中の画像調整に多くの作業時間を要するという課題があります。
新ユニット“インスペクションユニット・A1/センシングユニット・A1”は、高画質・高生産性・幅広い用紙対応力が特長の「imagePRESS C10010VP/C9010VP」との組み合わせにより、印刷業界の課題を解決し、作業の大幅な省力化や安定した印刷品質の実現に貢献します。

■ 検品工程の自動化により印刷物の検査と再印刷作業を大幅に省力化
“インスペクションユニット・A1”は、色抜けや画像ずれ、角折れなどのさまざまな出力欠陥を検出し、専用のトレイに自動で排出します。直径0.2mmの微小サイズの画像欠陥を検出する高い検出精度に加え、ページ内で領域を指定してそれぞれの領域で要求される品質に対応した検査合格基準を設定することができ、お客様の多様なニーズに応じた基準による画像の検査が可能です。出力欠陥により排出されたページの再印刷処理も自動で実行し、生産性を落とすことなく自動検品作業を行うことができ、印刷後の目視検査や再印刷作業の大幅な省力化を実現します。

■ 印刷物の表裏の画像位置と色味の調整作業を自動化し作業の手間や時間を削減
“センシングユニット・A1”は、これまで人手に頼っていた表裏の画像位置や色味の調整作業を自動で行います。また、印刷中も常に最適な状態を維持するために、表裏の画像位置や色味を設定と比較し、自動補正しながら印刷を行います。オペレーターの手間や作業時間を削減するとともに、印刷開始から終了まで、オペレーターのスキルに依存しない高品位な印刷を安定して実現します。





※1 使用時は、クーリングユニット・A1、インスペクションコントローラー・A1、電源ケーブル100V(すべて別売り)が必要。また、出力欠陥のあるページの自動排出機能の使用には大容量スタッカー・H1(別売り)が必要。
※2 使用時は、クーリングユニット・A1、電源ケーブル100V(ともに別売り)が必要。












<ご参考>
2021年2月8日(月)から28日(日)に開催される国内最大規模の印刷・メディアビジネスの総合イベント「page2021オンライン展示会」で“インスペクションユニット・A1/センシングユニット・A1”を紹介します。
URL:https://page.jagat.or.jp/online.html