キーボードの仕様と……さらに残念なことが……
個人的な意見かもしれないが、仕様的に残念なところはキーボードだ。キーの打鍵感や全体のイメージは悪くはないのだが、入手したJISキーボードは英語配列キーボードに日本語のシール貼りというちょっと残念な仕様だった。またEnter、BackSpace、右Shiftキーの右側に縦1列のキーが配置されていることだ。Mirabookの外形サイズは320×220×15mm。一般的な13〜14インチのモバイルPC同等サイズだ。そして本体の重量は1.3kg。
実は今回、この重量に関してきわめて残念なことがあった。8月末日の販売開始日に筆者宅にMirabookが配送された。使っているうちに、Mirabookが筆者のThinkPad X390(実測1191g)、ASUS ExpertBook(実測854g)と比べて"やけに重い!"と感じたのですぐにキッチン秤で計測してみた。驚いたことになんと本体の実測は1312gというスペックを大きく上回る重量だった。
ところが筆者がこのMirabookを衝動買い予約した8月初旬時点ではネット上のすべての先行製品紹介記事やニュースリリース、販売元のウエブサイト、筆者の購入先であるヨドバシ.com、そしてほかのAmazon、楽天などの商品説明も、なんと本体重量はすべて1.0kgと記載し販売されていた。どうも発表時のプレスリリースがなぜか1kgと間違って300gも軽く表記されてしまっていたようだった。
モバイル系の商品で、スペックより製品が重いことは筆者の30年を超える長いモバイル人生でも初めての経験だった。一般的に、メーカーや販社は安全を期して複数のサンプル測定を行い平均重量より重めに記述するのがこの世界の常識だ。ところが今回のMirabookは、スペックより実機が実測で312gも重いという前代未聞の結果となった。
筆者の経験からはあまりにも考えられない状態だったので、即、販売元とヨドバシ.comにメールで確認したところ、販売元からは丁寧な謝罪文と単純な記述ミスであることのご連絡いただいた。結果的にはクラウドファンディングで登場した当時の"羽のように軽い1kg"という初期の製造元のコピーが、そのままプレスリリースにも使われたのが原因のようだ。1kgが羽のようかどうかは異論があるかもしれない。
しかし、元々はクラウドファンディングからスタートしたとはいえ、Mirabookはすでに半年以上の期間を経由した商品だ。この間、誰も実機の重量を測定しなかったのか不思議だ。モバイルPCにそれほど詳しくない素人でも1kgと1.3kgの差異は手に持って実感できる重量差だ。結果的に9月2日以降、関連サイトには間違いだった重量改定の案内が出され、今現在では多くのサイトで重量は実際の1.3kgに改定されている。
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事
-
第879回
トピックス
満充電で自らプラグを抜く!? 1個1200円の自立型「自動切断アダプター」を衝動買い -
第878回
PC
安心の国内企画「240W」対応USBケーブル やわらか極太USBケーブル4本セットを衝動買い -
第877回
スマホ
“嫌われない未来”にフォーカスしたスマートグラス「Even G2」を衝動買いしたものの…… -
第876回
スマホ
「240W対応の幻想を斬る!」 折りたたみスタンド+USBアダプタの意外な正体 -
第875回
スマホ
USB Type-A端子に深く潜り込む、激レアなType-C変換アダプターを衝動買い -
第874回
スマホ
1万6000円でAIとの会話が実現できるオーディオグラス「OWNDAYS CONNECT」を衝動買い -
第873回
スマホ
Googleの忘れ物ネットワーク「Find Hub」の実力のほどを秋葉原で実体験! 新トラッカー「amine」を衝動買い -
第872回
AV
IKEAのBluetoothスピーカー用のバッテリーパックを往復3時間かけて1年遅れの衝動買い -
第871回
スマホ
フロッピーの皮を被ったSSDエンクロージャ、懐かしさに負けて衝動買い -
第870回
スマホ
Halliday Smart Glassesを衝動買いも、使い出した日から…… -
第869回
スマホ
240W対応ケーブル一体型チェッカーを衝動買い E-marker通信の“空中分解”を追う - この連載の一覧へ




















