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NTTグループが、東京国際フォーラムで“Multimedia World'98”を開催

1998年09月24日 00時00分更新

文● 報道局 佐藤和彦

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 日本電信電話(NTT)(株)グループの総合展示会“Multimedia World'98”が、東京国際フォーラムで開催された。同イベントでは、企業情報システム、ネットワークビジネス、情報流通サービス、研究開発50年と次世代システム、という4つのゾーンに分けて展示を行なった。

電子マネーシステム“スーパーキャッシュ”を紹介



 ネットワークビジネスのコーナーでは、'99年4月に、東京新宿駅周辺での実験開始を予定している電子マネーシステム“スーパーキャッシュ”のデモンストレーションが注目を集めていた。



 同システムは、キャッシュカード一体型のICカードを利用した電子マネーシステムで、パソコンに接続したカードリーダーや、銀行などに置かれた専用機にカードを差し込んで、インターネット経由で電子マネーをチャージ。インターネット上のバーチャルモールで商品を購入した際に決済が行なえるほか、新宿駅周辺での実験に参加している実際の商店においても、代金の支払いが行なえる。



音楽再生プレイヤー『Solidaudio(仮称)』を展示

 情報流通サービスのコーナーでは、7月23日に発表されたカード型の音楽再生プレイヤー『SolidAudio(仮称)』が、参考出品されていた。同製品は、NTTと神戸製鋼(株)が共同開発したもので、テレホンカード大の本体に、音楽データが記録されたスマートメディアを挿入して使用する。音楽データ圧縮技術は、両社が開発した“TwinVQ”が使用されており、音楽データのインプットには、専用のデータダウンロード用端末が必要となる。



 参考出品されていた製品で試聴してみたが、ノイズはほとんどなく、CDプレイヤー並みの音質が再現されている。

NTTドコモ、次世代通信システム“W-CDMA”の製品などを展示



 NTTドコモは、ネットワークビジネスのコーナーで、次世代通信システムとして開発中の“W-CDMA”のシステムのデモンストレーションや、“W-CDMA”対応携帯電話などの展示を行なっていた。“W-CDMA”では、ISDNと同等の回線品質が提供されるようになり、携帯電話を使用して動画像の伝送もスムーズに行なえる。NTTドコモとしては、もっとも力を入れていた展示であった。



NTTドコモ、PHS版『ポケットボード』を展示



 また、NTTドコモは、ネットワークビジネスのコーナーで、同社の『ポケットボード』のPHS版である『パルディオEボード』も展示していた。これは、まもなく発売される製品で、会場からメール送信することもできたため、実際にメールを書いて送信していた人もいたほどだ。

 今回のイベントは、展示スペースの半分が企業情報システムのコーナーとなっており、ビシネス向けの展示が多かった。また、すでに発表されているシステムや製品が多く、発売前の製品や参考出品が少なかった、という点でやや不満が残るイベントだった。

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