SUPER GT 2020 GT300観戦レポート第2回

SUPER GT 第2戦富士はマザーシャーシ勢が反撃の狼煙!

文●栗原祥光(@yosh_kurihara) 写真●加藤智充 編集●ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

予選は6号車が初ポールポジションを獲得

 GT500クラス、GT300クラス共にGRスープラが圧倒的な力を見せつけた開幕戦から約2週間。8月9日に富士スピードウェイでSUPER GT第2戦の決勝レース(66周)が行なわれた。前戦、GT300クラスでデビューウィンを飾ったGRスープラの実力は本物なのか? はたして止めるものはいるのか? 混戦のGT300クラスをリポートする。

前戦の覇者である52号車(埼玉トヨペットGB GR Supra GT)

 土曜日に予選、日曜日に決勝という2デイ開催に戻った今大会。しかし新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、今回も無観客試合となった(9月までは無観客の予定)。長梅雨が明けた決勝日の午後は気温29度、路面温度42度という、うだるような暑さ。ただ空には雲がかかっていた。

ポールポジションの6号車(ADVICS muta MC86)

55号車(ARTA NSX GT3)

2号車(シンティアム・アップル・ロータス)

61号車(SUBARU BRZ R&D SPORT)

10番グリッドについた4号車(グッドスマイル 初音ミク AMG)

天気に恵まれた決勝レース
GRスープラの勢いに陰りが……

 グリッドには、ポールポジションの6号車 ADVICS muta MC86を筆頭に、55号車 ARTA NSX GT3、2号車 シンティアム・アップル・ロータス、61号車 SUBARU BRZ R&D SPORTの順に並ぶ。マザーシャーシ勢がGT3勢に対して速さを見せつけた形だ。

グリーンシグナルで1コーナーに飛び込むGT300クラスのマシンたち

 ホールショットを決めたのは6号車の阪口良平。そのすぐ後方、3番手スタートの2号車の加藤寛規と61号車の山内英輝が1つずつ順位を上げて2位、3位に浮上し、3つ巴のバトルが早くも勃発する。その後、9周目に61号車がトップに浮上。あわせて2号車も2番手にポジションアップ。トップを走っていた6号車は、この2台についていくことはできず、じりじりと引き離されていく。

トップ争いをする2号車と61号車

 レースの約1/3を消化した19周目からピット合戦が始まった。先陣を切ったのは4位走行中の65号車 LEON PYRAMID AMGの菅波冬悟。蒲生尚弥へのドライバー交代と、今回から義務付けられたタイヤ4輪交換を危なげなく済ませてコースに復帰する。翌20周目には6号車、4号車 グッドスマイル 初音ミク AMGらがピットに入っていく。

最初にピットに飛び込んだ65号車

 トップ集団の1台、61号車がピットに入ったのはレース26周目。山内英輝から井口卓人にドライバーチェンジを済ませ、実質のトップでコースに復帰した。一方、見た目上のトップに立った2号車はピットインのタイミングをずらし、周回を重ねる。

快走する2号車

 2号車がピットに滑り込んだのはレースのほぼ中間である30周目。加藤寛規は2年ぶりにSUPER GTフル参戦復帰をした柳田真孝にステアリングを託す。後方では33号車 エヴァRT初号機 X Works R8の右リヤタイヤが最終コーナーの立ち上がりで脱輪。ピットロードへと戻ってくるものの、コントロールタワーの下にマシンを止めリタイアとなった。

リタイアした33号車

 全車のピットインが終わると61号車は2号車の4秒後方。ラスト2周でその差が縮まったが追いつくには至らず、2号車 シンティアム・アップル・ロータスがGT300クラスの優勝を飾った。加藤寛規にとっては2010年以来10年ぶり、柳田真孝にとってはSUPER GT復帰2戦目での優勝となった。

久々の優勝に喜ぶ2号車の加藤寛規と柳田真孝

 2位は前戦リタイアで終わった61号車 SUBARU BRZ R&D SPORT、3位には55号車 ARTA NSX GT3が入賞した。

2戦連続ポイントを獲得した55号車

)4号車は2回のパンクによって27位で終わった

 ポイントランキングは開幕戦を制した52号車 埼玉トヨペットGB GR Supra GTが25ポイントでトップ、2号車が20ポイント、11号車 GAINER TANAX GT-Rと61号車、55号車が10ポイント差で続く。

第2戦終了時点でポイントランキングトップの52号車

 次回のSUPER GTは8月22~23日の日程で、鈴鹿サーキットを舞台に開催される。はやくも混戦になってきた2020シーズンから目が離せない!

■関連サイト

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この記事の編集者は以下の記事もオススメしています

過去記事アーカイブ

2026年
01月
02月
03月
04月
05月
2025年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2024年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2023年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2022年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2021年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2020年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2019年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2018年
01月
02月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2017年
02月
05月
09月
10月
11月
12月
2016年
07月
09月
11月