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新車を買った情報2020 第59回

マツダ ロードスターRF 維持費が高いって本当ですか?

2020年08月08日 12時00分更新

文● 四本淑三 編集● ASCII

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■「スポーツカーは保険料が高い」は本当か?

 スポーツカーは保険料が高いという先入観は、飛ばすから事故が多いと思われているからでしょう。あの山口百恵に「真っ赤なクルマ」と歌わせたNHKですら、先日起きた湾岸線での痛ましい事故のニュースでは、見出しに「ポルシェ」を付けていました。先入観とはそういうものです。

 実際の事故リスク評価は「損害保険料率算出機構」のサイトで確認できます。事故の発生状況、すなわち保険金の支払いデータから「料率クラス」が車種別にまとめられており、保険屋はこれを参考に保険料を決めているわけです。ちなみに自家用乗用車の料率は、去年までは1から8までの8段階でしたが、2020年以降から1から17までの17段階に細分化されています。

 これによるとNDERC型ロードスターRFは、対人7、対物5、搭乗者8、車両6。どれも平均より下で、他より料率が高いわけではありません。ソフトトップのND5RCは、対人7、対物3、搭乗者6、車両7で、さらに料率が低い。ただしリスクの低いクルマに乗っているからと言って、事故は個々の人が起こすもの。そこを忘れてはいけません。

 ちなみに派生車種のNF2EK型アバルト124スパイダーは、対人6、対物5、搭乗者7、車両9。どれも平均かそれ以下ですが、マツダよりクルマを壊しやすい傾向はあるようです。残念ながらミツオカ・ロックスターは車名が登録されていませんでした。

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