店舗や施設の混雑状況を配信できるシステム ボールドライトが提供開始

　ボールドライトは7月31日から、密回避と集客の間にある課題を解決するため、地域内の人流制御をする混雑状況配信システム「プラチナマップ コネクト（Platinumaps CONNECT）」を提供開始する。

　同社は、あらゆる情報の統合を目指すデジタルマップ・プラットフォーム「プラチナマップ」を提供している。プラチナマップは、各地方自治体・観光関連連事業者・商店街などが、オリジナルマップを簡単に作成できるデジタルマップ・プラットフォーム。導入業者は作成したオリジナルマップをウェブサイトなどで公開でき、利用者はウェブブラウザーがあればどこでも閲覧できる。

　今回、提供開始するプラチナマップ コネクトは、これまで導入事業者のみに登録管理を開放していたプラチナマップを、専用アプリを通じてマップに登録された各店舗・施設などの運営事業者にも、一部情報管理を開放。リアルタイムの混雑情報を、店舗自らが配信できる仕組みを追加提供する。

　同サービスを使うと、各スポットの画像ピンに混雑情報を重ねて表示することで、どの店舗が混雑しているか瞬時に把握可能になる。無料の専用アプリから、店舗がボタンひとつで正確な混雑状況をリアルタイムで配信できるため、マップ導入地域全体の密回避と集客を実現可能にしたとしている。