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データインデックス株式会社、日本全国の医師、看護師を対象とした医療システムへのニーズ調査(電子カルテ編)を発表

PR TIMES

データインデックス株式会社
医師、看護師の6割超が、現状のシステムに課題を感じていると回答


医薬品情報データベース Drug Intelligence Reinforce(R)️(DIR)の開発・研究および販売を手がけるデータインデックス株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役:提橋 由幾、以下「DIC」)は、医療現場におけるITのさらなる進化に資する、“DICインサイト” を提供することを目的として、日本全国の医師、看護師1,600人超を対象に、「医療システムへのニーズ調査」を実施しました。
 調査結果から、現状の電子カルテシステムに対する具体的な課題が示唆され、なかでも医療現場における普及や活用のためには、質の高い医薬品情報データベースを搭載したシステムの導入が求められていることが示唆されました。

調査結果のサマリーは以下のとおりです:
● 6割超が、現状の電子カルテシステムに課題を感じている
  - 「動作スピードへの不満」が約4割と、最も多い
● 現行システムの使用年数は「5年以上」が全体の約半数と、老朽化が主要因と考えられる
  - 施設規模が大きいほど老朽化の傾向が顕著(大病院は「7年以上」が約4割を占める)
● 次期システムには、動作スピードの他、「入力のし易さ」「他システムとの連携」が求められる
  - システムの決裁権者は「運用費低下」も重視
● 電子カルテには「情報更新頻度・即時性」の高い医薬品情報データベースが不可欠
  - 医薬品情報データベースは電子カルテ選定のポイントに「なる」が、約7割
  - データベースの評価ポイントは「情報の更新頻度・即時性」が6割強と、最も多い
● 次期システム導入にあたっては、外部コンサルを活用し、業務プロセス整備などを行う必要
  - 4割強が「現場への落とし込み」、「システムに合わせた業務の変更」で過去苦労した経験

 創業30年を迎えたDICでは現在、自社開発の医薬品情報データベース「Drug Intelligence Reinforce(DIR)」を全国約45,000の医療機関、調剤薬局に導入頂いております。
 今日、AIやIoTの技術進歩を背景に、医療分野においてもIT化が急速に進む一方、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大によるオンライン診療や処方が注目されており、医療機関のシステム導入やリプレイスの加速化が予想されています。
 今回の調査結果が、医療ITに携わる方々の一助となることを期待します。

※上記のほかにも、「次期システムの予算感」など幅広い質問を行い、回答者の属性などの観点から、多角的に分析しています。詳細データをご希望の方は、info@data-index.co.jp(担当:酒巻)までお問合せください。

医薬品情報データベース Drug Intelligence Reinforce(R)️(DIR)とは
医薬品情報データベース Drug Intelligence Reinforce(R)️(DIR)は、電子カルテ、電子薬歴、レセプトコンピュータといった医療機関で用いられる様々なシステムに搭載されています。全国で約45,000施設と、業界トップレベルの導入実績を誇り、多くの医療関係者やシステムベンダー様より高い評価をいただいています。更に、大学などの公的機関における医薬品に関わる研究にもご利用いただいています。

直近の開発実績:2020年6月リリースのデータベース
● 糖尿病薬分類データベース(新規)
診療報酬における「調剤後薬剤管理指導加算」の算定対象となるインスリン製剤やスルフォニル尿素系製剤(SU剤)を候補薬剤として判別することが可能です。
● 吸入薬指導加算候補薬剤データベース(新規)
診療報酬における「吸入薬指導加算」の算定対象となる吸入薬を候補薬剤として判別することが可能です。
一部の吸入薬は製剤と指導用資材を関連付けているため、患者さんへの指導の際の参考情報としてご利用いただけます。
● 問診副作用データベース(バージョンアップ)
「重篤副作用疾患別対応マニュアル」のPDFを参照することが可能になりました。

データインデックス株式会社について
データインデックス株式会社は、1990年3月の創業以来30年にわたり、「情報を通して医療に貢献する」を経営理念に掲げ、医薬品情報データベースの開発・研究および販売に取り組んできました。自社開発の医薬品情報データベースDrug Intelligence Reinforce(R)️(DIR)の提供をはじめ、各種コンサルティング活動を行っています。

【会社概要】
https://www.data-index.co.jp/
社名:データインデックス株式会社
創業:1990年3月
資本金:7,500万円
代表取締役:提橋由幾
事業内容: 医薬品情報データベース Drug Intelligence Reinforce(R)️ (略称 DIR)の開発・研究および販売、医療情報システムの開発・研究および販売、各種コンサルティング
所在地:〒108-0014 東京都港区芝5-31-17 PMO田町11F

【本プレスリリースに関するお問い合わせ先】
info@data-index.co.jp
データインデックス株式会社
担当:酒巻

<参考> 調査概要と結果
■ 調査概要
・調査期間:2020年03月27日(金)~2020年03月31日(火)
・調査手法:インターネット調査
・調査対象:日本全国の医師、看護師 1,654人

■ 調査結果
1.現状の電子カルテに対する満足度
・6割超が、現状の電子カルテに不満を感じている
 ―Net Promoter Score(NPS)は▲59.6%
 ―「動作スピード」が約4割と、最も多い


<自由回答:一部抜粋>
・医療用語への変換がおかしい
・カスタマイズ性が低く、融通が利かない
・アップデートやサポートなど、アフターサービスが不十分

2. 現状の電子カルテの使用年数
・約半数が5年以上であり、一般企業のソフトウェアライフサイクルより非常に長い
・大病院は約4割が「7年以上」と、規模が大きいほど老朽化が進行
・不満点である「動作スピード」の遅さは、老朽化が主要因と考えられる




3.次期システムで改善したい課題
・次期システムには、動作スピードの他、「入力のし易さ」「他システムとの連携」が求められる
・決裁者は「運用費低下」も重視




<自由回答:一部抜粋>
・変換機能の精度を高めたい
・セキュリティを強化したい
・エラーチェック機能を装備して欲しい
・感染症情報を入力したい
・個人毎にカスタマイズできるようにしてほしい
・複数人で同時作業できるようにしたい

4.電子カルテに搭載する医薬品情報について
・医薬品情報データベースは電子カルテ選定のポイントに「なる」が、約7割
・データベースの評価ポイントは「情報の更新頻度・即時性」が6割強と、最も多い
・電子カルテには「情報更新頻度・即時性」の高い医薬品情報が不可欠




<自由回答:一部抜粋>
・エラーチェック機能がついているかどうか

5.システムの導入作業にあたって苦労した点
・導入作業にあたって苦労した点は、「現場への落とし込み」と「システムに合わせた業務の変更」が、いずれも4割強と多い
・導入にあたっては、必要に応じて外部のコンサルなども活用し、業務プロセスの整備と現場インストールを行う必要


<自由回答:一部抜粋>
・SEに医療知識が不足している

                                                 以上