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コロナ禍を生き残るためのテレワークの進め方 第2回

テレワークでのコミュニケーションに最適!

Slack、Chatwork、LINE WORKSの「チャットの使い勝手」を比較してみる

2020年07月06日 11時00分更新

文● 柳谷智宣 編集●MOVIEW 清水

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LINE WORKS

 導入社数は10万社を突破しており、富士キメラ総研の2019年の調査では国内での有料版ビジネスチャットシェアで1位を獲得している。なんと言っても、LINEと似たUIで操作できるので、誰でも迷わずに活用できるのが○。

入力キー
初期設定ではEnterキーで入力する。「環境設定」画面で「Ctrl+Enter」と「Alt+Enter」から選べる。

環境設定で「Ctrl+Enter」などで入力するように変更できる

メンション・宛先
「@」を入力するとメンバー一覧が開くので選択する。メンション先を選ぶボタンはない。

既読通知機能
あり。既読のメンバーと未読のメンバーを確認できるので、催促したり注意したりできる。ちなみに、有料プランであれば、管理機能から既読機能はオフにできる。選択肢があるのはありがたいポイントだ。

LINE WORKSの大きな特徴である既読通知機能

テキスト表示のカスタマイズ
なし

返信機能
最近搭載された。元の投稿を含んだ状態で返信が投稿されるので、話の流れを遡らずに済むのが楽。

返信機能でトークを投稿したところ。元発言がわかるのは便利

絵文字
LINEのような絵文字とスタンプが使える。絵文字の種類も揃っているのだが、ビジネスでも使えそうなスタンプも利用できるのが面白い。肩の力を抜いてコミュニケーションできそう。ただし、LINEのように自分で追加することはできない。

絵文字に加えて、バリエーションのあるスタンプも用意されている

ファイルアップロード
ドラッグ&ドロップやファイル選択で、ファイル単体が即投稿される。確認ダイアログが開かないので、スピード重視ならありがたい。

(関連記事:さわってわかったLINE WORKS

 以上が、3大ビジネスチャットサービスの「チャット」機能に限定した比較となる。筆者はいろいろな企業と仕事をしているので、SlackとChatwork、LINE WORKSのすべて有料プランを契約しており、毎日がっつりと使い込んでいる。その上で、「チャット」機能がダントツに優れている、ということはないと感じている。一長一短だったり、好みが分かれる所だったり、いい意味でバリエーションがある。どのサービスも無料で試用できるので、ビジネスチャットを検討しているなら、まずはがっつりと触ってみることをお勧めする。

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