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GitHubの活動状況からエンジニアの生産性を可視化する「Findy Teams」β版

開発工程の改善余地を自動診断

「Findy Teams」β版

 ファインディは4月15日、エンジニアリング組織の生産性向上や開発工程の改善余地を可視化するサービス「Findy Teams」β版をリリースした。

 同社では新型コロナウイルス問題の長期化(Withコロナ時代)を見据え、リモートワーク・テレワーク環境下にあってもエンジニアリング組織としての生産性×維持・向上を促進するサービスとして本サービスを開発した。

 本サービスは、GitHubアカウント等の解析をもとに、社内開発におけるソースコードの品質、開発プロセスにおける各フェーズの活動量、社内チーム間におけるエンジニア間のコミュニケーション量の差異、OSS(オープンソース)活動の評価等を通して、生産性の差異や開発プロセスのボトルネックを自動で可視化。その結果をもとに、エンジニアリング組織のパフォーマンス向上や改善に向けたPDCAをサポートする。

 同社は、エンジニアの転職サポートサービスなどを運営する中で、現場で働くエンジニアからの「エンジニアチームの生産性向上に対してマネージャー、メンバー双方で課題意識がある一方で、まだまだ課題を定量的に可視化できていない」「経営陣のエンジニアリング組織に対する理解が進まない」「エンジニア採用に悩んでいる。とにかく社内エンジニアの時間が採用活動に奪われる」などの意見を受け、入社もしくは稼働開始後のパフォーマンス最大化も大きな壁になっていることを知り、今回のサービス開発に至ったという。

 将来的には、希望する企業に対してエンジニアリング組織の生産性を社内だけではなく社外に対しても公開できるようサービス開発を進めていく予定としている。それにより、リファラル採用や採用会食に多くの時間が取られているエンジニア採用の負担を少しでも減らす考えだ。

 現在、β版への参画企業を限定30社で追加募集しており、公式サイトより申込みを受け付けている。

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