子ども用ながら操作系や設定は一般的なデジカメとほぼ同じ
パッケージを見ると商品名は「explore(エクスプローラ)」。サブタイトルは「Creative Printing Camera」となっている。カメラのコンセプトはサブタイトル通り、キッズ用デジタルカメラにPOSレジで使用されている感熱プリンター技術をハイブリッドしたモノクロ写真専用デジカメだ。
パッケージの中には、デジタルカメラ本体、充電用ミニUSBケーブル、塗り絵用カラーペン、専用ケース、ストラップ、感熱ロール紙(3巻)、DIY塗り絵ブックレット、そして取説があった。筆者のところにあるカメラ本体はブルーとアクセントカラーがイエローのツートンカラーで「小豚」をイメージした楽しいデザインだ。他に本体色がピンクやブラウンのモデルもあるようだ。
CCDはソニー製の1500万画素、表面にはフラッシュや自撮り用の凸面反射鏡を内蔵。レンズは標準・マクロの切り替えも可能で、セルフタイマーも標準だ。裏面中央には2.4インチIPSカラー液晶を備え、液晶パネルの下にはスピーカー、操作系の各種スイッチが液晶パネルの右横と下部に集中的に配置されており。手に持って指先での操作が容易だった。
子豚の左右の耳のあるトップ面には、ビデオ録画時のマイクロフォン。底面には三脚穴と主電源のオン・オフスライドスイッチ、感熱紙の挿入、交換の為のレバースイッチがある。
エクスプローラーは、一般的なデジカメのように標準添付の32GB microSDカードに静止画(3840×2160、688×384ピクセル)や動画(1920×1080 30フレーム)を記録出来る。標準付属のmicroSDカードにも、子豚が描かれており遊び心と気合は十分だ。静止画は撮影データを内蔵のmicroSDカードに保存する単なるデジカメと、撮影後すぐに、写真印刷もする「同時プリント」の2つのモードを持つ。いずれも「裏面の印刷ボタン」でいつでも選択が可能だ。
もちろん、撮影済みの静止画を後から印刷することも可能だ。同時プリントを選択した場合の写真データ解像度は688×384ピクセル、写真撮影だけを選択した場合は3840×2160ピクセルの解像度が自動選択される。いずれにせよ内蔵プリンターで印刷する時には印刷能力に最適化されるので、印刷結果で解像度の違いはほとんどわからない。
撮影時に使う操作系は、本体背面の液晶画面の右側に集中して配置されている。ボタン上にはきわめてわかりやすいアイコンが併記されているので、個々の機能の説明は不要かもしれない。液晶画面に表示される設定の各要素も一般的なデジカメとほとんど同じだった。
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