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最新IoT&ガジェットニュース 第98回

アイスが空から! ユニリーバとテラドローン、アイスのドローン配送実験を実施

2020年02月05日 17時00分更新

文● 金子麟太郎 編集●ASCII

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 テラドローンヨーロッパは2月4日、オランダとイギリスに本拠を置く世界有数の一般消費財メーカーであるユニリーバと共同で、同社が販売する米国で人気のアイスクリーム「ベン&ジェリーズ」をドローンで自動配送する実証実験を実施した。

テラドローンヨーロッパメンバーとアイスクリームのドローン配送事業「Ice Cream Now」担当のユニリーバメンバー(写真の右から3番目はユニリーバCEOのアラン・ジョープ氏)

 今回の実証実験は、ユニリーバによるアイスクリームのドローン配送サービス事業「Ice Cream Now」の一環として、同社の投資家向けイベント「Unilever Investor Event 2019」にて実施されたもの。

 実験では、マルチコプタードローンに配送用ボックスを装着し、ベン&ジェリーズのミニカップ(各72グラム)を3つ格納。これらを積載したドローンは、ユニリーバUSの施設内にて、実験前に設定した飛行経路に従い、自動配送することに成功したという。

ベン&ジェリーズのミニカップを格納した配送用ボックス

 ユニリーバは、2017年にアイスクリームの配送サービス「Ice Cream Now」を開始しており、グローバルで数百億円規模の事業に成長している。2019年12月には、中国のドローン物流企業アントワーク社との資本業務提携を発表。ほかにも、ドローン配送に必要不可欠なUTM(ドローン運行管理システム)の実証実験を行っており、物流サービスの提供に向けた取組みを加速させている。

 テラドローンヨーロッパ取締役の植野佑紀氏は「ドローンを通じて人手不足や二酸化炭素の排出など、物流分野における深刻な問題を解決していきたい。2020年は世界各地で規制緩和が進み、ドローンによる都市部での物流も可能になっていく。今後も実証実験を通じて、安全なシステムやサービスの設計開発と運用管理に向けて準備を進めたい」とコメントしている。

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筆者紹介:金子 麟太郎

 14歳の頃から、パソコンやタブレットで作曲する。CD制作にも取り組むうちに、機械にも興味を持ち、2016年(20歳)からITに関連する企業を取材し、記事を執筆する活動を始める。

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