介護から工業用にまで使えそうな
吸盤つきロボットアームが誕生!?
ハーバード大学の研究者らが、タコのように吸盤をもつロボットアームを開発した。2つのバルブで制御する仕組みで、1つはアームを曲げるための圧力に、もう1つは吸盤に係合する真空用として使う。
圧力と真空状態をほどよくコントロールすることで、タコの吸盤のようにモノに吸い付いたり離したりといったことが可能とのこと。タコの触腕(しょくわん)には数百個の吸盤があり、その中には隙間がある。ここの圧力を減らすことで吸着する仕組みだ。
同大学の研究者らが開発したロボットアームも、仕組みは本物のタコに近い。公開された動画をみたところ、コップや小さなボールのほかに、ロボットよりも大きな球体を持ち上げている様子を確認できた。
本物のタコは水中の滑りやすい物体の表面にも吸着する。このロボットアームが滑りやすい物体を持ち上げられるのかは不明だが、握力が弱い人の生活を支えるツールにもなりそうだ。

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