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自由視点映像生成システムが実用化段階に進展 ラグビーワールドカップ2019(TM)におけるハイライトシーン映像を提供

2019年09月17日 13時00分更新

文● キヤノン株式会社

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キヤノン株式会社
キヤノンは、2019年9月20日~11月2日に行われるラグビーワールドカップ2019(以下「今大会」)の7試合において、今大会のホストブロードキャスターであるInternational Games Broadcast Services(以下「IGBS」) に自由視点映像を提供します。実際のカメラ位置にとらわれない自由な位置や角度からのハイライトシーン映像により、まるでグラウンドの中にいるような体験を提供し、ラグビーをはじめスポーツの魅力を効果的に伝えます。


	グラウンドの中にいるような体験を提供(イメージ図)



■ 今大会における自由視点映像の提供概要
今大会において、横浜国際総合競技場で行われる全7試合(下記参照)で自由視点映像を撮影します。試合のハイライトシーンを抽出し、プレーの面白さや秀逸さが伝わる位置や角度からの自由視点映像を生成します。生成した映像を、その日のうちにIGBS に提供することで、放送・映像配信の権利を持つ事業者がニュースや解説番組、動画コンテンツなどに利用できるようにします。また、各試合終了後の24時間以降に、キヤノンホームページ内に掲載予定です。
*「自由視点映像で楽しむRWC2019ハイライトシーン」の公開は終了しました。

■ 自由視点映像生成システムが実用化段階に進展
カメラ配置や撮影方式の改善、画像処理アルゴリズムとハードウエアの改良による画質の向上や、映像生成時間の短縮など、キヤノンの自由視点映像生成システムは着実に技術進化を遂げ、高画質映像をニュース性の高いうちに放送・映像配信事業者へ提供できるようになりました。自由視点映像は、映像の時間と空間を思いのままに操ることができます。これらの技術進化がIGBSに認められ、今大会でいよいよ本格的な放送利用という実用化の道が開かれました。

■ 今後のビジネスの展開
今大会を機に、キヤノンはボリューメトリックビデオ(※1)市場に参入し、テレビ放送やOTT(※2)に向けたスポーツ映像コンテンツの制作、提供をはじめとするビジネスを展開していきます。今後は、スポーツのライブ中継やリプレイ映像への活用に加え、スポーツ以外の各種イベントやエンターテインメントへの活用に向けた映像提供を目指します。

※1 撮影画像から3D空間を再構成する技術。複数のカメラで撮影された映像をつないで切り替えるのではなく、3D空間全体をデータ化しているため、空間内の自由な位置、角度からの映像を生成可能。
※2 Over The TOPの略。インターネット上で提供される動画、音声などのコンテンツやサービス、もしくはそれらを提供する事業者のこと。

<参考情報>
■ 自由視点映像の提供を行う試合(7試合すべて横浜国際総合競技場で実施)





■ 自由視点映像生成システムの仕組み
スタジアム内を囲むように設置した複数の高解像度カメラをネットワークでつなぎ、同じタイミングで多方向から撮影します。撮影映像から高精細な3D空間データを構築します。その3D空間で仮想カメラを自在に動かすことで、実際のカメラにとらわれず任意の位置、角度から見た自由視点映像を生成します。


	自由視点映像生成システムのイメージ
TM (C) Rugby World Cup Limited 2015. All rights reserved.

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