Adobeは11月4日(現地時間)、アメリカ・ロサンゼルスで開催したクリエイター向けイベント「Adobe Max」において、モバイル向けのアプリ「Photoshop Camera」を発表した。
Photoshop Cameraは、スマートフォンで撮影した写真の見栄えを良くして、InstagramやFacebookなどのSNSにシェアできるアプリ。
こうしたアプリは既に数多く存在するが、Photoshop Cameraの売りとなるのは、同社の人工知能「Adobe Sensei」が、いま何を撮影しているか(人物、風景、自撮り、フード写真など)を瞬時に認識し、どのようなエフェクトが合うのかを提示してくれること。
被写体の特徴(ダイナミックレンジ、色調、シーンの種類、顔の範囲など)も理解して、複雑な画像調整を自動的に適用する。
レンズ(エフェクトなど)を使って写真を加工する機能も実装されるほか、著名なアーティストやインフルエンサーが作成したレンズ(エフェクトなど)のセレクションも用意される予定だ。
アプリはiOSとAndroid版が用意され、2020年に提供予定とのこと。

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