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T教授の「戦略的衝動買い」第551回

ワンコとの散歩用に“児童見守りGPS”「FamilyDot」を衝動買い

2019年10月10日 16時00分更新

文● T教授、撮影●T教授、編集●ASCII

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ついに国内でも登場した、GPS位置情報とWANを活用する“見守りGPS”。今一番の市場は、社会の不安要素が増大する中毎日の登校下校、塾などへの移動の多い小学生児童の見守りだろう。ジャストオンタイムの商品だが、購入した日から実際に1週間強、毎日FamilyDotを持ち歩いて実践してみたところ、筆者的にはさまざまな残念な疑問が湧き上がってきた。児童見守りだけではなく、今後いろいろな生活シーンでも有望視される市場だけに、何とか改善を繰り返し成長してほしいものだ

ワンコとの散歩用に“児童見守りGPS”
「FamilyDot」を衝動買い

 2~3年前あたりから、毎年6月に台湾で開催される「COMPUTEX TAIPEI」で時々見かけるようになったモノの中に、GSM電波と安価になったGSM電話回線を利用したGPS位置情報表示端末があった。

 それらの多くは従来のBluetoothでスマホと常時接続し、スマホを踏み台にして紛失時の位置情報を持ち主に知らせる“遺失物追跡ガジェット”をWANの世界でより確実なモノにして、今まで以上に使途を広げようという製品だ。

 毎月必要な通信コストという面では多少分が悪いが、確実性と利便性は飛躍的にアップする。別にスマホがそばに無くてもどこでも利用できるため、バイクやクルマなどの盗難防止や児童の通学時の位置確認、高齢者やペットの位置確認や見守りと、格段に利用シーンが広がりそうな勢いだった。

 今回、「ポケトーク」で大ヒットを掴んだソースネクストのSIM機能入りの第2弾として発売された、「FamilyDot」(ファミリードット)と名付けられた“GPS機能搭載の児童用位置見守り端末”も同ジャンルの商品だ。今回は発売と同時に衝動買いした。

とっつきやすいNon-ICTスマホファミリーにターゲットを絞った商品のようだ とっつきやすいNon-ICTスマホファミリーにターゲットを絞った商品のようだ

 すでに海外で先行発表、発売された同じようないくつかの“GPSトラッカー”は日本国内でも発売されているが、大々的な広告宣伝とともに、ウェブ販売はもちろん一部の店頭でも販売されているので、御覧になった読者諸兄姉は多いだろう。

本体は45㎜角の正方形。厚さも18.5㎜とけっこう薄い。microUSBポートで外部から充電する 本体は45㎜角の正方形。厚さも18.5㎜とけっこう薄い。microUSBポートで外部から充電する

 基本的にこの手の商品は、FamilyDotを持つ児童の今現在の所在を知りたい両親などが購入し、アカウント登録して契約する。WANを提供するキャリアと特別の契約をすることもなく、ハードウェアと通信料(2G、GSM 、W-CDMA)を含む2年間の総費用は約1万6000円と比較的リーズナブルだ。海外旅行でも使用できるとのことだが、そこはもともと海外製なので当たり前と言えば当たり前だ。

 スマホの利用者である両親は、自宅を出てこれから学校に行こうとしている子どもや、学校を出て自宅や塾に向かっている子どもの現在の所在を、スマホ上の地図で確認するための機材として利用することが多いだろう。

 筆者宅には小学生児童はいないが、毎朝ワンコを連れて1~2時間ほどの散歩コースなどのトレースをしてみたいという、小学生くらいの児童を持つ親とは多少異なったそれほどクリティカルではない目的のために衝動買いした。

 FamilyDotは、販売用のパンフレットやパッケージデザインを見る限り、“児童(特に小学生)の見守り”に一点集中した販売施策商品のようだ。一般的にはスマホ蔓延の時代ではあるが、スマホ持ち込み禁止の学校もある。何が起こるかわからない不安定な世の中、たしかに親としては、子どものリアルタイムの所在確認はなかなかクリティカルな問題ではある。

 パッケージの中身はいたってシンプルだ。サイズ45×45×18.5mmのFamilyDot本体と充電ケーブル、取説、ユーザー登録カード&保証書の5つが入っている。充電は付属のmicroUSBケーブルで既存のスマホ充電用のUSB ACアダプター経由で行なえる。また、本体はランドセルやバッグにぶら下げられるよう、ストラップを取り付けられるストラップホールも用意されている。

本体は45㎜角の正方形。厚さも18.5㎜とけっこう薄い。microUSBポートで外部から充電する ランドセルやカバンにはストラップを付けてぶら下げられるよう、ストラップホールが用意されている
本体は45㎜角の正方形。厚さも18.5㎜とけっこう薄い。microUSBポートで外部から充電するランドセルやカバンにはストラップを付けてぶら下げられるよう、ストラップホールが用意されている

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