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新車を買った情報2019第27回

マツダ ロードスターRFを買うか悩ませる電気自動車たち

文●四本淑三、編集●西牧

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エコカーと誰が言ったか「プリウスPHV」

 もちろん頭の悪い人にも使える電気自動車はあります。トヨタ「プリウスPHV」のようなプラグインハイブリッドであります。電気自動車のように外部から充電もできるし、ボンネット中のエンジンでも充電できる。よってガソリンさえ入れておけば、スタンドの位置や営業時間や充電時間を気にせず、電気自動車の良さが楽しめるわけであります。

 これも世間ではエコカーだと思われているようですが、私の友人なんぞは薄いタイヤを履かせて羽を生やした挙句、ハイドロで車高を落とすなどして、やりたい放題の走り屋仕様に改造しております。つまり、このクルマ、もって行きようによっては速いんであります。

 もはやプラグインハイブリッドは、スーパーカーのためのシステムと言えます。ロードスターRFの予算規模とは別世界のクルマになりますが、BMW「i8」、ポルシェ「918スパイダー」、そして今年6月に発表されたフェラーリ「SF90ストラダーレ」が、やっぱりプラグインハイブリッド。

 史上最強のフェラーリをうたうSF90ストラダーレは、モーターとエンジン合わせて1000馬力という強大なパワーを誇ります。テスラなんぞにでかい顔させてたまるか、というわけでありましょう。その前に発売された「ラ フェラーリ」もハイブリッドでしたから、電化路線は揺るぎないものでしょう。

 電化で多少は燃費も良くなるんでしょうが「まだエネルギー密度の高い化石燃料もふんだんに使えるこの時代に、わざわざ電気で走らせるんだから、思いっきり速くて贅沢なクルマを作ってやろうぜ」くらいに考えているのに違いありません。イタリア人最高だなあ。勝手な想像ですが。

 そんな夢のようなクルマと同じシステムが317万円から買えてしまうプリウスPHVでありますが、見送ったのは、普通のプリウスと大差ない見た目が、なんというかその、であります。そもそもエコから出発しているクルマなので仕方がありませんが、そろそろ日本でもカッコいいハイブリッドスポーツが出てきてほしいものでありますね。

 あ、ホンダに「NSX」というハイブリッドカーもありましたね。すっかり忘れていました。それではまた!

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