世界最大のWi-Fiサービス「Fon」が、地域の活性化を目的に熊本県多良木町と協定を締結
フォン・ジャパン株式会社
フォン・ジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:アレクサンダー・ピュレガー、以下「Fon」)は、このたび、熊本県多良木町(住所、町長名)が取り組む地方創生の支援を目的に、同町と地域社会発展の推進に関する包括連携協定の締結を行うこととなりました。
Fonは、この取り組みの一環として、Fon製のWi-Fi通信機器 Fonルーターおよび公衆Wi-Fi接続サービスの提供を行い、同町が地方創生加速化交付金を活用して策定した多良木町企業誘致戦略に基づいた取り組みを強化すべく、同町の民設民営である光ブロードバンド環境と併せて、インフラの側面から支援するとともに、地域のICT利活用における連携など様々な地域課題に取り組む予定です。
また、Fonの公衆Wi-Fi接続サービスを活用し、同町民にフリーWi-Fiを利用いただくほか、観光を目的とした来町者に対して情報の発信を行うといった観光活性化の取り組みへの支援を行っていく考えです。
Fonは、今年、熊本県でも開催される、世界ラグビー大会の出場国20チーム中、12チームが、FonのWi-Fiサービスの提供国であることから、ラグビー観戦を目的とした訪日観光客に認知度の高く集客効果のあるFonのフリーWi-Fiサービスを、さまざまな観光地や商業施設に提供して参りました。
また、2020年に向けてますます増加する訪日観光客へのフリーWi-Fiサービスの提供に取り組んでおり、Wi-Fiの利用客に対し、さまざまな情報の発信を行うことにより、同町のような取り組みを行う地域へ観光客を呼び込むとともに、新しい観光体験の充実を目指しております。
フォン・ジャパンでは、今後もFonの利用可能スポットの拡大によるユーザーの利便性の向上と、誰でも無料で利用できるWi-Fiサービスの普及・拡大に努めてまいります。
■Fonについて
FONは2006年2月、「世界をWi-Fiで覆い尽くす」という目標のもと、シリアル・アントレプレナー(連続起業家)のMartin Varsavskyによって設立されました。
ユーザー間でWi-Fiを共有するFONのコミュニティーWi-Fiは、独自のシェアリングエコノミーおよびクラウドソーシング・アプローチとして広がり、世界最大級2,000万スポット以上のWi-Fiネットワークへと成長しました。提携する通信事業者には、BT(英国)やDeutsche Telekom(ドイツ)をはじめ、Vodafone(スペイン/イタリア)、SFR(フランス)、KPN(オランダ)、Proximus(ベルギー)、ZON(ポルトガル)、Netia(ポーランド)、OTE(ギリシャ)、MTC(ロシア)、Oi(ブラジル)、KT(韓国)、Telstra(豪州)、MWEB(南アフリカ)などが挙げられます。
また、GoogleやMicrosoft、Qualcomm、伊藤忠商事、 Atomico、Index Ventures、Sequoia Capitalなどの世界有数企業がFONに投資をしています。
FONウェブサイト: https://fon.ne.jp
■多良木町 概要
所在地:熊本県球磨郡多良木町大字多良木1648番地
首長:多良木町長 吉瀬 浩一郎
URL:https://www.town.taragi.lg.jp
多良木町は熊本県の南部にあり面積は165.86Km2、人口約9,500人を有し、面積の約80パーセントは山林原野であり、水利の便に恵まれ農林業が発達しています。土地は肥沃で温暖多湿の気候にも恵まれ良質米の他、果樹等が栽培されるとともに、豊富な森林資源により椎茸等の林産物も数多く産出されています。
「歴史とロマンの里」を標榜する多良木町は、昭和の遺物である寝台特急「はやぶさ」を簡易宿泊施設として営業しています。
日本遺産の構成文化財である「球磨焼酎」は、地理的表示規定(球磨焼酎の世界的な保護)と地域団体商標登録(地域ブランドの保護) を受けています。地方創生の取り組みで行なっている米ブランド化事業を展開してますが、2018年11月に熊本県菊池市で開催された「第2回九州のお米食味コンクール in 菊池」において、九州 163 自治体で第1位となりました。