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新車を買った情報2019 第12回

マツダ ロードスターRFのマニュアル運転で2つの困った問題

2019年04月20日 12時00分更新

文● 四本淑三、編集●西牧

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シフト入らない問題は我慢して待つしか

 さて、まずシフト入らない問題でありますが、1速、2速、リバースが入りづらい。渋いとか硬いなんてもんじゃなく、ゲート前に大きなバッテン印でもあるかのように、何回かに1回は頑として入らない。特に2速は最も使うギアでありまして、ここにスパッと入らないと、なにか損をした気になるんであります。

 と思えば、なんの抵抗もなくカツンと入ることもありまして、だったらこっちの加減が悪いんだろうと、レバーを動かす速さ、ニュートラルに留め置く時間、動かす軌道を変えてみたのですが、どうやらそういう問題でもない。走ってオイルが温まればマシになるかと思いきや、何時間走っても大差なし。ダブルクラッチを踏もうが、高めの回転でつなごうが、ダメなときはダメなんであります。

 もちろん個体差もあるでしょうが、ネットで検索してみると同じような症状を訴えている方が大勢いらっしゃるので、大当たりでも引かない限り、こんなものなのかもしれません。

 そうして人馬一体感が削られていく一方、いや、きっと良くなるに違いない。ここで諦めてはいけない。私はそう信じ、3000km少々走り、気温が2桁台に届くようになった今日この頃は、かなりマシになってまいりました。少なくともゲート前のバッテン印は消滅。思えば納車の頃は真冬。まだ新車で当たりもついてない上に、毎日が氷点下2桁台。あまりに過酷だったのかもしれません。

 シフトの感触はミッションオイルを高いものに変えると良くなるという話も聞いていますが、マツダ純正のミッションオイルもNDロードスター専用に開発されたものだとも聞いております。まだ、渋さは完全に取れないんでありますが、私はこのまま様子を見て行こうと思っております。

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