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新車を買った情報2019 第12回

マツダ ロードスターRFのマニュアル運転で2つの困った問題

2019年04月20日 12時00分更新

文● 四本淑三、編集●西牧

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 新車を買った情報2019。私は四本淑三であります。今回も話題の中心はロードスターRFなんでありますが、前回に引き続きテーマは手動変速機であります。

 「人馬一体」を掲げるこのクルマ、誰が乗っても楽しく走れるように造ってある。それには感心するんでありますが、運転操作に直結するところで困った問題が2つ。「シフト入らない問題」と「クラッチペダル右寄り問題」であります。

 ロードスターのオーナーには定番の案件でありますが、自動車評論家の先生方はこうした問題をほとんどご指摘になりません。いま購入を検討されている方が、実際に買ってがっくり来ないよう、私の経験を書き置いておこうと思います。工夫や我慢できっとなんとかなるんじゃないかなあと。

 まずは燃費のご報告からであります。

過去最良の17km/L台を記録

 こんなクルマだから燃費も悪いんだろう。誰からもそう言われますが、満タン法での計測は、1回目がリッターあたり16.56km、2回目は15.71kmと、なかなかのエコっぷりを示しております。北海道の2月末から3月にかけての寒い時期、スタッドレスタイヤという不利な条件で、この結果は見事なものであります。

 そして今回でありますが、655kmを走り、35.85リッターを給油。インチダウンしたスタッドレスの誤差を補正しまして、燃費はリッターあたり17.64kmでありました。

 これまでで最もいい値でありますが、通勤、買い物、北海道警察も取り締まりをためらうような微妙な速度で郊外をかっ飛ばすといった走行パターンは変わりません。3月19日から4月8日にかけての計測で、気温が上がってきたことも燃費が伸びた要素かもしれません。これは夏タイヤに履き替えるのが楽しみであります。

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