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SUSE、独立企業への移行を完了-業界最大の独立系オープンソース企業として、お客様、パートナー、及びオープンソースコミュニティへのコミットメントを改めて表明

PR TIMES

SUSEソフトウエアソリューションズジャパン株式会社
SUSEは経営陣を増強することで、エンタープライズグレードのオープンソースハイブリッド/マルチクラウドアプリケーションとワークロード管理ソリューションにおける世界有数のプロバイダーとしての成功、成長を加速


NUREMBERG, Germany | 2019年3月15日 SUSE(R)は今日、大手投資家のEQTによるマイクロフォーカスからのSUSE買収の完了と、最大の独立系オープンソースカンパニーとしての地位を確立したことを発表しました。SUSEは、モメンタムを持続しポートフォリオを拡大することにより市場で成功を納めてきました。そして今、エンタープライズクラスのオープンソースソフトウェア定義型インフラストラクチャとアプリケーションデリバリーソリューションにおける世界有数のプロバイダーとして、独立企業SUSEはお客様とパートナーのニーズにさらに注力していく体制が整いました。これにより、オンプレミス、ハイブリッドあるいはマルチクラウドのあらゆる環境において、卓越したサービス、価値、そして柔軟性を活かしたカスタマーワークロード管理を提供することが可能になります。

新たに独立したSUSEは、経営陣を強化し新しい指導的役割と経験を加えて、次の段階の企業開発に向けてモメンタムを加速していきます。新設された最高財務責任者(CFO)のポジションには、エンリカ・アンジェロン(Enrica Angelone)が任命され、最高執行責任者(COO)には、サンダー・ヒューイット(Sander Huyts)が就任しました。SUSEの元最高技術責任者(CTO)トーマス・ディ・ジアコーモ(Thomas Di Giacomo)は、エンジニアリング、プロダクトおよびイノベーション担当プレジデントに就任しました。これら3名の経営幹部はCEOであるニルス・ブラウクマン(Nils Brauckmann)にレポートします。

「現在のIT動向を見れば、オープンソースが企業内でかつてないほど重要になっていることは明らかです。」と、ブラウクマンは述べています。「それにより、真に独立したオープンソース企業となった当社の存在も、これまで以上に重要になると考えています。当社の真にオープンなオープンソースソリューション、ビジネスの柔軟な実践、強制されたベンダーロックインの回避、そして傑出したサービスは、お客様やパートナー組織にとって必要不可欠なものです。そして、今回の独立は、最高のものを提供しようとする私たちの熱意とまさしく通じ合います。常に市場のニーズに応えることができるSUSEの力が、成功、推進、そして成長のサイクルを生み出します。それによりSUSEは、お客様がデジタルトランスフォーメーションの目標を達成するために必要なイノベーションを提供し、革新、競争、そして成長を継続するための力となるハイブリッド/マルチクラウドのワークロード管理を実現します。」

コンテナが新しいレベルの敏捷性を提供し、オープンソースソフトウェア定義型インフラストラクチャとアプリケーションデリバリーテクノロジーを基盤としたデジタルトランスフォーメーションの必要性が高まっている中で、SUSEの独立企業への移行は非常に時宜を得ていると言えます。SUSEが持つオープンソースソフトウェアにおける資産と、Kubernetesのようなオープンソース技術に基づいて構築された強力なブランド、及び一連のコンテナ管理のような革新的ソリューションにより、この市場の活力を理想的な形で活かすことができ、それによってお客様とパートナーに膨大な価値を生み出します。EQTの支援を基に独立企業となったSUSEは、本業と技術獲得を通じて、高度な技術革新が中核事業ならびに新興技術の成長を促進することで、持続的な拡大が可能になりました。

IDCのソフトウェア開発/オープンソース担当グループバイスプレジデントであるアル・ギレン(Al Gillen)氏は、次のように述べています。「SUSEが独立したオープンソースソフトウェア会社としての役割を改めて担うことは、この業界にとって大きな転換期になります。オープンソースソフトウェアは、今日における新たなソリューションを構築するうえで非常に好まれる方法であり、ほとんどのパブリッククラウドサービスにとってかけがえのない基盤となっています。業界最大の完全なオープンソースソフトウェア企業のひとつとして独立したSUSEは、その技術の卓越性、価値観重視のパートナーシップ、及びコミュニティエンゲージメントという伝統に基づいて、市場にテクノロジソリューションをタイムリーに提供することによりお客様に計り知れない利益をもたらします。」

CEOのブラウクマン率いるリーダーシップチームを強化したことで、SUSEは過去8年間の急成長を土台にして、現在および将来の市場ニーズに基づいてソリューションを提供し革新し続けます。25年の歴史を踏まえ、SUSEはオープンソースの開発とビジネスモデルにコミットし、コミュニティとプロジェクトに積極的に参加して、オープンソースの革新を高品質で信頼性の高い、使いやすいソリューションとして企業に提供します。この真にオープンなオープンソースモデルは、お客様とパートナーがベストオブブリードのソリューションを構築するための柔軟性と選択の自由を意味しており、スタックのベンダーロックインを強制することなく、オープンスタンダードを介してアーキテクチャ内のさまざまなレベルでSUSEの技術とITランドスケープ内の他の製品とその技術を組み合わせたものです。このオープン性への強いこだわりが、SUSEの文化に包含され、市場で差別化され、成功への鍵を握ります。

EQTのパートナーであるヨハネス・レイチェル(Johannes Reichel)は次のように述べています。「SUSEが持つ市場でのプレゼンス、強力なリーダーシップ、お客様の成功への献身、そしてパートナーシップを成功に導く能力は、SUSEが進化の次の段階に進む上でも不可欠になります。世界中の組織がビジネスを行う方法を変革するには、最適な場所に、最適なタイミングで、適切なリソースを投入することです。」

デジタルトランスフォーメーションを推進する企業にとって、信頼できるパートナーとして独立したSUSEは、多国籍企業や、セキュアなエンタープライズグレードの技術に支えられた認定パートナーのエコシステムを通じて、ソフトウェアソリューション、サポート、及びサービスを提供します。現在、SUSEは100以上のオープンソースプロジェクトに携わっており、世界中の従業員がサポートしています。SUSEは、あらゆる種類の組織に対して、今日のビジネス環境で変革し競い合うための支援をしていくことで、オープンソースソフトウェアの独立系ベンダーとして成長し続けていきます。詳細については、 www.suse.com をご覧ください。

■SUSEについて
SUSEは、オープンソースソフトウェアのパイオニア企業であり、信頼性の高いソフトウェア定義型のインフラストラクチャとアプリケーション配信ソリューションを提供することで、企業のコントロール能力と柔軟性を高めています。その卓越したエンジニアリング能力、圧倒的品質のサービス、他の追随を許さないパートナーエコシステムは、25年以上の歴史を誇り、これに裏打ちされた製品とサポートは、顧客企業が複雑な要素を管理し、コストを削減し、自信を持ってミッションクリティカルサービスを提供できるよう支援しています。また、長期的な関係を構築することで、現在および将来にわたり、顧客が成功する上で欠くことのできない、より高度なイノベーションの開発・提供を実現しています。詳細については www.suse.com をご覧ください。

■EQTについて
EQTは29のファンドで610億ユーロ以上の調達資本金と約400億ユーロの運用資産を持つ大手投資会社です。 EQTファンドには、ヨーロッパ、アジア、米国にポートフォリオ会社があり、総売上高は190億ユーロを超え、従業員数は約11万人です。 EQTはポートフォリオ企業と協力して、持続的成長、オペレーショナル・エクセレンス、そして市場でのリーダーシップを実現します。詳細については www.eqtpartners.com をご覧ください。

著作権 2019年 SUSE LLC。不許複製。SUSEおよびSUSEロゴは、米国およびその他の国におけるSUSE LLCの登録商標です。すべてのサードパーティの商標は、それぞれの所有者に帰属します。
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