金と緋色はアメリカ海兵隊の公式カラー
ところでこのマグカップ、縁の部分は金ピカでイラストや文字も金ピカ、外箱も金ピカと、金色づくしでした。外箱に描かれたエンブレムは赤。
そういえばアメリカ海兵隊の旗も金と赤ですし、記念品やグッズもやたらと金と赤が使われているような気がしていたんですが、それもそのはず。この2色は1925年4月18日に海兵隊令第4号(Marine Corps Order No.4)でオフィシャルカラーと規定された色だったのです。
赤はスカーレットという色で日本語では緋色と呼ばれる少し黄色がかった赤色です。ちなみに海兵隊の旗がこの色とデザインになったのは海兵隊令からだいぶあとの1939年1月18日で、それまでは青地だったそうです。
渋い色とデザインのキャンティーンカップ
2つ目は第240回となる2015年の記念品で、キャンティーンカップです。
最近キャンプブームなのでキャンティーンカップを持っている方も多いと思います。キャンティーンにはいろんな意味があって、軍の酒保(現在のPX)や軍人向けクラブ、社員食堂や学生食堂、携帯用食器セット、ナイフ・フォーク・スプーンが入った箱などもキャンティーンといいますが、キャンティーンカップの場合は水筒のこと。1QT(1クォート約950ml)の水筒がスッポリ入り、持ち運びがしやすいようになっています。
表側にはレリーフ状になった海兵隊マークが貼り付けられ、両脇には沖縄県のイラストと日米の国旗、下にはOKINAWA, JAPANの文字。部隊名などはなく、どうやら必ず部隊名が入っているというわけではないようですね。シンプルなデザインで、なんだか高級感あふれる作りです。
水筒は体に密着するように緩やかなカーブを描いているので、カップも断面がソラ豆のような形をしています。裏には折りたたみ式の持ち手があり、熱い飲み物も大丈夫。
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